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2024年10月にJICA四国センター所長として着任いたしました田村えり子と申します。
2024年、日本のODA が始まって70周年を迎えました。JICAも今年創立50周年を迎え、1964年の海外移住事業団設立時の都道府県事務所設置に始まったJICA四国センターの歴史もまた50年の節目を迎えました。
当センターでは、四国4県の皆様のご協力により、研修事業、海外協力隊事業、市民参加事業、民間連携事業、開発教育等の活動を通じ、開発途上国における課題の解決に取り組んでいます。また、最近では、外国人材受入、多文化共生を含む、四国の社会・経済への貢献や地域との共創により一層力を入れています。
現在、国際社会は気候変動や自然災害の多発、相次ぐ紛争や国際秩序の揺らぎ、人道危機、食料・エネルギー価格の高騰など、複合的危機に見舞われています。
また一方で、日本国内に目を向けると、特に四国では、人口減少や南海トラフ巨大地震といった自然災害リスクといった課題があり、社会・経済の活性化、地方創生が強く期待されています。
このような背景のもと、当センターは、これからも、JICAの組織ビジョンである「信頼で世界をつなぐ」を踏まえ、開発途上国と四国の人々と経済をつなぐ「結節点」の役割を担って参ります。
そして、開発途上国の課題解決と四国の社会・経済への貢献を重要な二本の柱として、開発途上国と四国のリソースを活かした「共創」、そして、四国4県への「環流」に取り組みます。
また、引き続き、未来に向けて地球規模の視野で考え、地域視点で行動する、いわゆるグローカル人材の育成・輩出にも貢献していきます。
四国の皆様とともに、世界と四国にとってインパクトのある活動を、楽しく実施していきたいと考えていますので、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
2024年10月
独立行政法人国際協力機構四国センター(JICA四国)
所長 田村 えり子
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