SHEPアプローチは、JICAの技術協力から生まれた農業普及手法です。小規模農家を対象に、「儲かる農業」を各国で実現し、現在は世界60か国以上*に広まりつつあります。
*2025年7月時点での情報。
はじめに
【動画】世界の農家もガンバレルーヤ！（18分40秒、日本語）
人気お笑い芸人「ガンバレルーヤ」とコラボした動画です。SHEPのコンセプトや成果が面白おかしく紹介されており、誰にでもわかりやすい内容となっています。
まずはここから
【動画】SHEPアプローチ ～動機づけ理論に基づく「市場志向型農業振興」（26分12秒、日本語）
SHEPアプローチが生まれた背景や、柱となる重要なコンセプトの概要を理解することができます。普及員ハンドブックなどでSHEPへの理解を深める前に、一度こちらを確認することをお勧めします。
【アプリ】SHEPゲーム
・iOS版
・Android版
アフリカの農家になりきって、SHEPが推進する「儲かる農業」をゲームで楽しく体感できます。あなたも目指せ「SHEPレジェンド」！（ゲームの最後に、得点に応じてSHEP度ランクが決定します）
SHEPを実践するなら
【PDF】普及員ハンドブック（リンク内ページの「４．教材 “SHEP Handbook for Extension Staff”」から各国言語版を参照）
SHEPアプローチの普及に携わる関係者が、今すぐにSHEPを実践できるよう、必要な考え方や活動が網羅的に記載されています。各国の文脈に応じて研修内容はカスタマイズする必要がありますが、基本的にはこの内容がベースとなります。繰り返し読んで習得することをお勧めします。
【PDF】ToT教材（リンク内ページの「４．教材 “ToT（Training of Trainers）教材”」から各国言語版を参照）
現場の普及に携わる、普及員向けのトレーニングに使用する教材です。普及員ハンドブックと併用して、より具体的にSHEPの活動を理解するのにも役立ちます。
学びを深める
【PDF】農業普及執務参考資料
（日本語）
農業普及事業を5つの観点（送り手、メッセージ、チャンネル、受け手、効果）から説明し、その枠組みに沿ってSHEPアプローチを分析することにより、SHEPアプローチの特性・工夫と効果的な農業普及事業実施の際の留意点を具体的にまとめています。SHEPアプローチに関するQ&Aや活用事例も添付され、活用しやすいものとなっています。
【書籍】現場の声からひもとく 国際協力の心理学
（日本語）
農業・農村開発分野の技術協力における様々な現場での経験を、SHEPアプローチの柱の一つである自己決定理論に基づき、心理学の観点から分析したものです。人のモチベーションに焦点を当てており、農業や国際協力のみならず、私たちの身近な事象にも活用できるヒントが得られると思います。
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