2023年9月16日、本田技研工業株式会社（以降、「Honda）はJICA筑波の圃場で、稲刈払機のデモンストレーションを行いました。
これまでも同社は、「農業共創ハブ」のパートナー企業として、JICA筑波での農業機械の実証や「共創セミナー」にも参加しています。
今回は、Hondaを課題別研修「稲作技術向上（普及員）（A）」コースの講師としてお招きし、稲作栽培を学んでいるアフリカ・アジアの研修員を対象に、同社がアフリカの販路拡大を目指す製品の一つである刈払機（草刈り機にアタッチメントをつけることで簡易的に稲の収穫が可能となる機材）の講義・デモンストレーションを実施しました。
質疑応答では、Hondaの担当者から「アフリカで刈払機をプロモーションするために適したメディアは何か？ラジオやテレビは効果的か？」という質問があり、研修員からは「テレビやラジオを持っている人は限られるので、農民を対象に製品をデモンストレーションするのが一番効果的」等と声があがり、活発な意見交換が行われました。
JICA筑波では、研修員たちが圃場で様々な品種の稲を栽培しています。圃場での農業機械のデモンストレーション、栽培している稲や収穫した籾を使用したデータ収集や実証のご相談も受け付けておりますので、お気軽に下記お問い合わせ先までご連絡ください。
JICA筑波 研修業務課
メール：tbicttp@jica.go.jp
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