茨城県・栃木県から世界へ!2024年度1次隊 JICA海外協力隊の表敬訪問・壮行会
2024.08.13
7月24日(水)、茨城県庁にて2024年度1次隊JICA海外協力隊として任国へ出発する5名と2024年度、協力隊活動を終え帰国した1名が、大井川和彦茨城県知事を表敬訪問しました。
続いて7月25日(木)には、栃木県から任国へ出発する4名と2023年度末及び2024年、協力隊活動を終え帰国した3名が、栃木県庁を訪れ、天利和紀栃木県副知事を表敬訪問しました。
2024年度1次隊の表敬訪問・壮行会レポートをお届けします。
【2024年度1次隊 茨城県出身JICA海外協力隊5名(敬称略)】
加治 直弥(石岡市/小学校教育/グアテマラ/)
野島 渓 (古河市/PCインストラクター/エジプト)
白戸 和樹(つくば市/コミュニティ開発/ガボン)
石井 沙知(つくば市/看護師/マラウイ)
滑川 美悠(水戸市/青少年活動/ミクロネシア)
【2024年度帰国隊員(敬称略)】
瀬谷 暁子(日立市/作業療法士/ペルー)
表敬訪問では、各隊員から大井川知事に派遣国や予定している活動をお伝えしました。また、茨城県と世界の国々の友好の懸け橋として、大井川知事より「茨城県国際親善大使」の委嘱を受け、代表で加治隊員が委嘱状を受取りました。
5月にペルーから帰国した瀬谷隊員は「語学に慣れることや、現地の人々に受け入れてもらうまで時間がかかりましたが、現地の人々と関係が良くなるにつれ、充実した活動をすることができました」と報告しました。
大井川知事は、「茨城県にチャレンジ精神旺盛な若者がいることは財産。現地では語学や文化の違いに苦労すると思いますが、まずは謙虚に学ぶ姿勢を大切にして活動に励んでください。そして帰国後は茨城県民の国際化に貢献してほしい」と激励のお言葉を頂きました。
続いて、(公財)茨城県国際交流協会を表敬訪問し県内の多文化共生や国際理解の取組についてご紹介いただきました。須能俊光事務局長からは「国内でも外国人が増加する中、海外で外国人として生活する経験は貴重。まずは健康第一で頑張ってきてください。ぜひ茨城県のPRもしていただきたい」とお言葉を頂きました。
その後、JICA筑波にて、茨城県青年海外協力隊を育てる会主催の壮行会が行われ、育てる会の役員、会員の方々や、茨城県青年海外協力隊OV会員、JICA筑波スタッフ(協力隊経験者含む)など約20名が集まり、出発する隊員を激励しました。
【市町村の表敬報告はこちら(敬称略)】
野島 渓 古河市役所表敬の様子 Facebook記事
白戸 和樹・石井 沙知 つくば市表敬の様子 Facebook記事
滑川 美悠 水戸市表敬の様子 Facebook記事
茨城県庁表敬訪問
左から:白戸隊員、滑川隊員、加治隊員、大井川知事、野島隊員、石井隊員、
瀬谷帰国隊員
(公財)茨城県国際交流協会表敬訪問
左から:藤城JICA筑波次長、野島隊員、白戸隊員、加治隊員、須能事務局長、
加藤交流推進課長、石井隊員、瀬谷帰国隊員、滑川隊員
茨城県青年海外協力隊を育てる会主催壮行会
育てる会臼井副会長から隊員らへ記念品の贈呈
【2024年度1次隊 栃木県出身JICA海外協力隊4名(敬称略)】
秋山 収 (宇都宮市/理科教育/ケニア)
大川 千穂(佐野市/司幼児教育/スリランカ)
瀬谷 友啓(足利市/環境教育/エクアドル)
古橋 綾乃(宇都宮市/司書/カンボジア)
【2023年度末、2024年度帰国隊員(敬称略)】
林 健司 (足利市/理科教育/カンボジア)
沼野 彩香(宇都宮市/障害児・者支援/スリランカ)
中里 大介(足利市/コミュニティ開発/マダガスカル)
隊員たちは、まず(公財)栃木県国際交流協会を表敬訪問し、ひとりずつ自己紹介と活動の抱負を述べました。同協会の野原理事長から、「現地での活動を頑張ってきてほしい。帰国後は、その経験を栃木県に還元してもらいたい」と、激励のお言葉を頂きました。
続いて栃木県庁へ移動。赴任前隊員及び帰国隊員ひとりひとりの派遣国、任地、職種などの自己紹介に始まり、天利副知事から赴任前隊員には「生活、活動において苦難が予想されますが、それぞれの専門分野を活かして現地での活躍を期待します」と激励のお言葉を頂きました。また帰国隊員には「お疲れさまでした。貴重な経験を今後も活かして欲しい。これからも継続して日本国内での国際貢献に期待します」と述べられ、赴任前隊員、帰国隊員各々に記念品が贈られました。
その後、とちぎ国際交流センターにて、青年海外協力隊とちぎ応援団主催の壮行会が開かれました。とちぎ応援団の会員、OB等関係者約30名が集まり、また栃木県選出国会議員より電報による祝辞が披露され、会場にお越し下さった議員からは激励の言葉を頂きました。軽食を食べながら和やかに懇談は進み、最後に、コロナ禍で中断していた帰国隊員による活動報告会が行われ、参集者は真剣に各隊員の現地での奮闘ぶりに聞き入っていました。帰国隊員の活動を見聞した赴任前隊員は、抱いていた不安がいくらか和らいだ様子で、「困難な道は避けて通ることはできない。あれこれ欲張らず身の丈にあった活動を心がけ、自分らしくやっていきたい」といった抱負が聞かれました。
【市町村の表敬報告はこちら(敬称略)】
秋山 収・古橋 綾乃 宇都宮市役所表敬の様子 Facebook記事
瀬谷 友啓 足利市役所表敬の様子 Facebook記事
大川 千穂 佐野市役所表敬の様子 Facebook記事
(公財)栃木県国際交流協会表敬訪問
左から:
林帰国隊員、沼野帰国隊員、中里帰国隊員、古橋隊員、野原理事長、秋山隊員、大川隊員、瀬谷隊員、藤城JICA筑波次長
栃木県庁表敬訪問
左から:秋山隊員、古橋隊員、林帰国隊員、天利副知事、瀬谷隊員、
中里帰国隊員、大川隊員、沼野帰国隊員
とちぎ応援団主催壮行会
今回両県から派遣される隊員の皆さんが、現地で充実した活動をされることを期待するとともに、2年後、元気な姿で再び茨城でお会いできることを楽しみにしています!
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