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【研修事業】2023年度青年研修「農業・農村開発(スマート農業)」を実施しました!

2024.09.10

8月19日から9月6日までの約3週間、青年研修「農業・農村開発(スマート農業)」コースを公益財団法人鯉淵学園 鯉淵学園農業栄養専門学校(以下、「鯉淵学園」)(水戸市)のご協力のもとで実施しました。バングラデシュとトルコから参加した8名の研修員は、自国の政府機関で農業振興に関連する業務に従事しており、将来の活躍が期待されている若手人材です。

<この研修は以下の目的で実施されました>

  1. 自国の農業政策におけるスマート農業の位置づけ、取組み状況、課題を明確にする。
  2. 日本におけるスマート農業活用の推進施策を理解する。
  3. 本研修を通じて得られた知識を踏まえ、自国でのスマート農業の推進施策を取りまとめる。

研修では、鯉淵学園での講義に加え、JA常陸、全農農業機械センター、JIRCAS、農研機構食と農の科学館などの農業関連機関を訪問し、JAの仕組みや国内のスマート農業の取り組みについて学びました。水戸市の農業視察では、実際にスマート農業を取り入れている生産者から直接話を聞く機会もありました。

また、ドローン講習では、初めて操縦するドローンに研修員も興奮気味でしたが、全員が無事に修了することができました。研修最終日には、研修員が自国で生かすためのアクションプランを作成し、発表しました。

閉講式では、研修員から「日本で見たこと学んだことを同僚に伝えたい」「素晴らしい体験だった」といった感想が日本での滞在やJICA、鯉淵学園の支援への感謝の言葉と共に伝えられました。

今後、研修員が学んだことを自国で活かしてくれること、研修員が国を引っ張るリーダーとして成長し、活躍し続けてくれることを期待しています。

本研修に協力してくださった鯉淵学園の皆さま、ありがとうございました。

①農家で最新のICTを活用した農業についてお話を伺いました

②ドローンを実際に操縦しました

③全農農業機械センターを視察しました

④JA常陸友部支店で講義を受けました

⑤鯉淵学園で閉講式を行ないました

⑥鯉淵学園の皆さん、お世話になりました

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