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「世界への想いがつながり、実る場所JICA筑波」JICA本部インターン生がJICA筑波での1Dayプログラムに参加し、国際性と地域性の双方を有する事業現場を体感しました!

2024.09.27

2024年9月18日、JICA本部からインターン生3名が訪問し、現在JICA筑波で勤務しているインターン生1名とともに、JICA筑波の1Dayプログラムに参加しました。JICA筑波の組織・事業に関するブリーフィングや施設見学、キャリア相談、食堂NERICAでのランチなどの充実したプログラムを体験しました。目玉となったのは「天水稲栽培・種子生産及び品種選定技術」研修コースの見学ならびに研修員との意見交換会です。意見交換会では、ガーナやマラウイをはじめとしたアフリカ7か国出身8名の研修員と交流し、好きな日本の食べ物から日本とアフリカの国際協力の展望まで、幅広い話題で盛り上がりました。

参加したインターン生からは、以下のような声が寄せられました。

「本プログラムに参加させていただき、国内拠点ならではの取り組みについて学びました。図書室で扱う書籍へのこだわりや、地域の高校生によるJICA筑波施設訪問を見学し、地域に向けた開発教育に力を入れていることを肌で感じることができました。研修員の方々とのコミュニケーションを通じて、JICA筑波で行われている研修プログラムで学んだことを、帰国後どう活かしていくのかといった具体的な方針まで伺うことができ、研修プログラムの意義を強く感じました」

「JICA筑波の見学では、高校生が元協力隊の方の講演を聞きに来ていたり、図書館にSDGsの本を借りに来る子供たちがいるとの話を聞いたりと、普段インターンをしている本部とは雰囲気が少し異なり、国内センターが地域に根ざしたものであることを実感しました。 また、「共創」と「環流」を目的として「人づくり」に重きを置き、パートナー国と一緒に成長していこうとする「研修員受入事業」の取り組みも、筑波センターを訪問し、研修員の方々と交流したことによってより深く理解することができました」

「私は青年海外協力隊事務局でインターンをしているのですが、研修員受入事業においてインストラクターの方に協力隊出身者が多く、JICA筑波としても協力隊事業の一翼を担っており、その繋がりを興味深く考察することができました。 JICA筑波は、世界中から研修員を受け入れ、技術を授けて送り出す国際性と、筑波という土地に根付いて事業を推進する地域性の双方を兼ね備えており、その意味で「信頼で世界をつなぐ」というJICAのビジョンを色濃く感じました。職員や研修員の方々と交流する中で、それぞれが国際協力に特別な思いを持っているのを感じられたのも大変刺激的でした。1日では足りないなと感じたので、是非、別の機会でまた足を運んでみたいです!」

「最も印象に残ったことは、JICAのスタッフとインターン生、またインターン生同士が、問題意識や今後の目標などを共有できたことです。同じ場にいる4人であっても、これまでに至った経緯はそれぞれで、問題意識が近いと思えば異なった角度で考えているということが分かり、非常に良い刺激となりました。一日という短い時間でしたが、各々の思いが届くよう、互いに応援していければと思います!」

インターン生にJICA筑波という国内にある「国際協力の現場」を存分に味わっていただける1日になりました。JICA筑波は、今後も国際協力人材の育成や若い世代との育成に力を入れています。

①JICA筑波場内圃場の稲収穫の見学

②JICA筑波所蔵の各国民族衣装で記念写真

③天水稲栽培コースの研修員との意見交換

④天水稲栽培コース研修員との記念撮影

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