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2024秋の長期研修員来日!

2024.10.03

毎年春と秋には日本の大学院で学ぶために、世界各国からJICA長期研修員が来日します。JICA筑波では、年間30名程の受け入れています(研修員受け入れ事業(長期))。彼らは自国の政府職員であり、自国の課題解決に必要な知識習得・研究を行うために、茨城県、栃木県の大学院で学ぶために来日しています。初めての海外渡航という研修員も多いため、日本での生活や文化への関心も非常に高く、異国での数年間の滞在が楽しみと話しています。

今回、インドネシアのYani(ヤニ)さんへのインタビューを行いました。インタビューでは、Yaniさんがなぜ日本で学ぶことを決意したのか、学んだ知識を母国でどのように活用したいかなどをお話いただきましたので、ぜひご一読ください。

(1)出身国とお名前を教えてください。
インドネシア ジャワ島中部の都市サラティガ(Salatiga)から来日したBUDIARI Setyani(ブディアリ・セットヤニ)です。
カトリックを信仰する家庭の3人姉妹の長女に生まれ、ジャワ島中部の大学で食品技術を学び、民間企業に就職して品質管理の仕事に従事しました。その後、ジャワ島西部の大学院で食品業界について学んだ後に、政府の仕事(研究職)に就きました。

(2)どうして日本で学ぼうと思ったのですか。
指導教授より日本の高い技術や研究を学べると薦められたことが大きいのですが、受験しやすいこと、奨学金が充実していること、日本の国や文化などに興味を持っていたことから、日本で学ぶことを決意しました。
来日後は研究生として学び、来春筑波大学理工情報生命学術院生命地球科学研究群(博士課程)への入学試験を受ける予定です。

(3)博士課程卒業後は、どのように学んだことを活かしたいですか。
インドネシアでは、「ブルーエコノミー達成のため持続可能な海藻由来機能性食品の開発」プロジェクト(の地球規模課題対応国際科学技術協力プログラム(SATREPS))」 に携わっているため、そこで学んだ知識を活かしていきたいです。また将来的には、海藻由来機能性食品の開発等で日本と協力し、雇用創出や持続可能な海洋利用に貢献したいと考えています。

2023年度「地球規模課題対応国際科学技術協力プログラム(SATREPS)」 新規採択案件の決定について | ニュース・メディア - JICA

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