【報告】雨ニモ負ケズ! JICA筑波で「田植祭」を開催しました!
2025.05.30
5月17日(土)、JICA筑波で「田植祭」を開催しました。
当日はあいにくの雨模様でしたが、今年も無事に実施することができました。アジア、アフリカ、中東、中南米から来日している研修員・留学生約30名と、茨城県内外からお越しいただいた市民の皆さん約100名にご参加いただき、にぎやかな田植えとなりました。
雨の中お越しいただいた皆さんを、研修員たちが楽器の演奏でお出迎え!ネリカ米※や稲作栽培をモチーフにした演奏を披露してくれ、場の雰囲気を温かく盛り上げてくれました。
1時間に4mmもの雨が降り、風も強い中でしたが、子どもたちからは「どうせ汚れるし気にしない!」、「冷たくて気持ちいい~!」といった声も聞かれ、雨ニモ負ケズ、元気に田植えを楽しんでくれていました。きっと、苗が立派に育ちますようにという気持ちを込めて植えてくれたのだと思います。
普段は稲作栽培技術の研修を受けている研修員たちが、この日は“先生役”に。初めて田植えを体験する子どもたちや参加者に、文字通り手取り足取り教えてくれました。そのおかげで、少し緊張していた参加者の表情も、田んぼから上がる頃には笑顔に変わっていました。
田植えのあとは、ネリカ米と南アフリカの「ケープ・マレー・チキンカレー」 の試食タイム!
「今年のネリカ米は特においしい!」、「来年も食べに来たい!」といった嬉しい声もあり、好評をいただきました。
閉会式では、研修員たちが音楽にあわせて踊りを披露。最初は少し恥ずかしそうにしていた子どもたちも、楽しげな雰囲気につられて次々と参加し、最後は大盛り上がりのフィナーレとなりました。
音楽を通じて打ち解けたあとには、「これは何という楽器?」、「どこから来たの?」といった質問も飛び交い、自然とコミュニケーションが深まっていく様子も見られました。
雨の中ではありましたが、ご参加いただいた皆さんのご協力のおかげで、怪我なく無事に開催できました。本当にありがとうございました!
JICA筑波では、夏には「ちびっ子博士」、9月には「収穫祭」を予定しております。
今回残念ながら参加できなかった方も、次のイベントでお会いできたらうれしいです。ぜひ遊びに来てくださいね!
※NERICA(ネリカ):New Rice for Africa(アフリカのための新しいお米)
scroll