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ネパールの魅力が栃木に集結!文化と笑顔があふれる「ネパールフェスティバルとちぎ」

2025.10.09

 栃木県には約4,000人のネパール人が暮らしています。そんなネパールの文化をもっと知ってもらいたい――そんな思いから、県内初となる「ネパールフェスティバルとちぎ」が6月21日(土)に開催されました。

 会場には、色鮮やかな民族衣装に身を包んだ人々が集い、ネパールの伝統舞踊や料理、工芸品などが紹介され、まるでネパールに旅したような気分に。豆のスープ「ダル」やスパイシーな焼きそば「チャウミン」など、本場の味を楽しむブースには長い列ができていました。

 また、障がいのあるネパールの方々が作った和紙を使った「うちわづくり体験」など、文化交流だけでなく、社会的なつながりを感じられる企画も盛りだくさん。訪れた人々の笑顔が印象的でした。

 開会式では、在日ネパール大使館のドゥルガ・バハドゥル・スベディ大使が「栃木とネパールをつなぐ素晴らしい機会」と語り、栃木県福田富一知事も「互いの文化を知ることで、地域の魅力が広がる」と挨拶。国際色豊かな温かい雰囲気に包まれました。

 JICAからは栃木県の大貫文国際協力推進員が民族衣装で司会を担当。さらに、1991年にネパールでJICA海外協力隊として理数科教育に携わり、現在も識字教育支援などを続ける半田好男さんが、ネパール大使館から表彰されるなど、JICAの長年の活動が改めて注目されました。

 ネパールの文化に触れ、地域の国際交流の可能性を感じる一日。JICAは、こうした草の根のつながりを大切にしながら、世界と地域を結ぶ架け橋となっています。

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