青空のもと国際交流!田植祭を開催!
2026.05.27
2026年5月16日(土)、JICA筑波にて「田植祭」を開催しました!
今年も多くのお申し込みをいただき、満員御礼での実施となりました。
アジア、アフリカ、中東、中南米などから来日し、農業技術や防災を学んでいる研修員・留学生約30名と、茨城県内外からお越しいただいた市民の皆さま約130名にご参加いただき、国際色豊かでにぎやかな交流の場となりました。今回の大きな特徴は、近隣研究機関の国際農林水産業研究センター(JIRCAS)※と連携した特別企画として、「P-dipping」による田植えを実施したことです。P-dippingとは、苗の根に稲の成長に必要なリン肥料を含んだ泥を付着させてから植える技術で、少ない肥料でも収量向上が期待されています。マダガスカルの稲作現場ではすでに効果が実証されており、現在はアフリカやアジアへの展開も進められています。この取り組みは日本初の試みであり、参加者にとって国際協力を体験できる貴重な機会となりました。
燦々とした日差しのもと、いざ入水!
はじめて田んぼに入る子どもたちも多く、ぬるっとした土の感触に驚いて思わず声を上げる様子が見られました。足を取られて思うように前に進めず、慎重に一歩ずつ歩く姿や、バランスを崩しながらも参加者同士で支えあいながら、一つずつ丁寧に田植えを行う姿が印象的でした。慣れてくるにつれて次第に動きにも余裕が生まれ、「楽しい!」「もっとやりたい!」という声も聞かれるようになり、田植えに夢中になっていきました。研修員たちは各グループに分かれて先生役となり、植え方のコツを教えながら声をかけ、自然と笑顔が広がっていきました。
田植えの後には、アフリカのお米「ネリカ米」とケニアの伝統料理「カランガ」の試食を行いました。「初めてアフリカの料理を食べた」「とてもおいしい!」といった声が多く寄せられ、食を通じて、世界各地の文化や農業への理解を深める機会にもなりました。
最後に、研修員たちによる音楽とダンスが披露され、参加者も加わりながら大いに盛り上がりました。青空の下での田植えを通じて、世界の食や農業、そして人と人とのつながりを身近に感じる一日となりました。
JICA筑波では、今後も7~8月の「つくばちびっ子博士」、9月の「収穫祭」などの市民向けイベントを予定しております。今回ご参加いただけなかった方も、ぜひ次回のイベントにお越しください。皆さまとお会いできることを楽しみにしております!
※JIRCAS:国際農林水産業研究センター。開発途上地域の農林水産業に関する研究を行い、食料問題や資源・環境問題の解決に取り組む日本の研究機関。
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JIRCASウェブサイトでも田植祭の様子を掲載いただきました。ぜひこちらもご覧ください!
国際農研開発技術「P-dipping」、JICA筑波の田植祭で体験型イベントを実施 | 国立研究開発法人 国際農林水産業研究センター | JIRCAS
※NERICA(ネリカ):New Rice for Africa(アフリカのための新しいお米)。アフリカ在来種とアジア稲を交配して開発され、収量性や環境適応性に優れ、アフリカの食料課題解決に貢献している。
ネリカ(NERICA) | 事業について - JICA