世界各国の研修員と共に学ぶ。ソロモン諸島派遣予定の協力隊候補生がJICA筑波・農業研修に参加
2026.07.15
2027年春から2年間、ソロモン諸島へコミュニティ開発隊員として派遣予定の梅木さん。大学卒業後は建設会社に勤務していました。
もともと「海外で働きたい」「公共性の高い仕事に携わりたい」という思いがあり、ラオス旅行中にJICAの支援によるインフラ整備を目にしたことをきっかけに国際協力分野へ関心を持ち、JICA海外協力隊であれば海外で活動し、かつ公共性の高い業務に携われる、と思い応募したそうです。
今回は、そんな梅木さんにJICA筑波の農業研修へ参加した感想を伺いました。
梅木さんのソロモンでの配属予定先は、農業支援を行うNGO。
コミュニティ開発隊員として活動する予定ですが、
「農業の知識や経験がないと、現地で行われている活動や業務への理解が進まないのではないか」
という不安があったそうです。
そこで、派遣前に少しでも知識や経験を得たいと考え、今回JICA筑波での農業研修へ2週間参加しました。
アジア・大洋州各国から農業を学びに来た研修員がいる研修コースに参加しました。
派遣予定国であるソロモン諸島に近い地域から来ている研修員もおり、交流を通じてこれまで知らなかった文化や価値観に触れることができたそうです。
講義や農作業だけでなく、食事やスポーツなど研修外の時間も一緒に過ごし、
「優しい研修員の皆さんのおかげで、とても素敵な思い出になりました」
と話してくれました。
この研修は隊員候補生向けにアレンジされたものではなく、各国で実際に農業分野に携わる行政官や普及員等を対象に行われている研修です。
そのため内容は非常に実践的で、農業技術だけでなく、
・現場で何が重要なのか
・人とどのように関わるのか
・活動に取り組む際の心構え
など、多くの学びを得ることができたそうです。
初めて食べたビリヤニ・ダルカレーはいずれも研修員お手製。研修以外の時間もご飯、スポーツ、お喋り・・・とかけがえのない時間をわかちあいました。
研修を通じて、梅木さんの中で協力隊活動のイメージも大きく変わったそうです。
現地で働く研修員との交流を通じて、文化や人との接し方について理解が深まり、派遣後の生活や活動を以前より具体的に想像できるようになったと言います。
さらに、JICA筑波には協力隊経験者が沢山働いており、先輩たちの経験談を聞くことで、
「協力隊として活動する姿を、より具体的に思い描けるようになりました」
と振り返ってくれました。
最後に、これから参加を検討している候補生へのメッセージをいただきました。
「派遣まで時間がある方、農業経験のない方、協力隊活動のイメージがまだついていない方にはぴったりな研修だと思います。
また、講義や研修員との会話は英語で行われます。私は英語に苦手意識がありましたが、英語を使う貴重な機会で、苦手意識改善にもつながりました。
他ではなかなかできない経験ができる研修なので、興味がある方はぜひ参加してみてください。」
農業技術の学習だけでなく、任国理解、異文化交流、英語でのコミュニケーション、そして協力隊活動の具体的なイメージづくり。
梅木さんにとって今回の研修は、派遣前の不安を解消し、自信につなげる2週間になったようです。
梅木さん、2週間精力的な研修参加をありがとうございました!