【茨城県】日系サポーターとして地域をつなぐ ~ブラジル出身のヤスミンさんが常総市で活動中~
2026.07.17
筑波センターでは本年度の日系サポーターとしてブラジル出身のヤスミンさんを受入れています。
ヤスミンさんは茨城県常総市にあるNPO法人オプション・インターナショナルスクール(以下、「オプション」)にて外国にルーツのある子どもたちへのスポーツやダンス指導等の活動に取り組んでいます。
ヤスミンさんに、応募に至るまでの人生や日系サポーターになったきっかけ、今後の抱負などを伺いました。
ヤスミンさん
(NPO法人オプション・インターナショナルスクールにて活動中)
Q1. なぜ日系サポーターに応募したのですか?
ブラジルでは、日系コミュニティに所属しており、茨城県人会の活動に参加していました。また、日本への留学経験者で構成されるAsebex(ブラジル元日本留学生協会)でもボランティア活動を行っていました。
もともとは筑波大学の大学院進学を目標としていたため、茨城県人会に参加しました。しかし、その後オプションとJICAの日系社会研修(多文化共生推進/日系協力型)(以下、日系サポーター)制度を知り、自分の経験を活かせる素晴らしい機会だと感じました。
私はサンパウロ大学で体育学を学び、2015年からダンス指導を続けています。また、チアリーディングの国際大会にも選手として出場し、2022年にはアメリカ、2023年には日本で競技を経験しました。そのため、子どもたちに自分の知識を伝えたり、スポーツを体験する機会を提供したり、地域の皆さんに運動の楽しさを広めたりしたいと思い、応募しました。
チアリーディングの大会
Q2. 日本に興味を持ったきっかけは何ですか?
日本に行くことは子どもの頃からの夢でした。そのきっかけは、Nintendoのゲームやアニメが大好きだったことです。
成長するにつれて、日本の文化や行事、観光地について自分で調べるようになり、さらに興味を持つようになりました。ブラジルは世界最大の日系社会を持つ国でもあるため、日本文化に触れる機会にも恵まれました。その中でよさこいソーランに出会い、「維新よさこいグループ」のメンバーとして活動していました。さまざまなイベントで演舞を披露しながら、ブラジルで日本文化の魅力を伝える活動にも取り組んでいました。
日本は伝統文化が豊かな一方で、現代的な魅力も持ち合わせています。また、人々の礼儀正しさや社会の秩序にも感銘を受けています。日本にはいつも新しい学びがあり、もっと知りたいと思わせてくれる魅力があります。
Q3. ブラジルではどのようなお仕事をされていましたか?
ブラジルでの最後の仕事は、サンパウロ市内の私立学校向けに課外スポーツ活動を提供する会社のコーディネーターでした。
スポーツプログラムの企画や運営、指導者のサポートなどを担当し、子どもたちが安心してスポーツに取り組める環境づくりに携わっていました。
アニメがきっかけ
よさこいソーラン
Q4. 日本に来て驚いたことはありますか?
日本の清潔さ、社会の秩序、そして人々の思いやりや礼儀正しさには、今でも驚かされます。
実際に生活してみると、公共の場所がきれいに保たれていることや、人々がお互いを尊重しながら行動していることを日々感じています。
Q5. オプションでの活動は、来日前にイメージしていたものと同じでしたか?
来日前からある程度のイメージは持っていましたが、実際に活動を始めてみると、新たな発見もたくさんありました。
現在は、子どもたちや地域の皆さんのニーズに合わせて、毎週活動内容を調整しながら取り組んでいます。より良い活動にするために試行錯誤を重ねているところです。
オプションで授業
ダンス指導中
Q6. 今後、オプションや常総市で挑戦してみたいことはありますか?
オプションでは、クラシックバレエのレッスンを行ってみたいと考えています。また、必要な用具がそろえば、体操のクラスにも挑戦したいです。
常総市では、地域のさまざまなイベントに参加しながら、お寺などの歴史や文化に触れられる場所も訪れてみたいと思っています。
日本での研修はまだ始まったばかりです。今後のヤスミンさんの活躍が楽しみです。
これからも素敵な笑顔で頑張ってください!