2026年7月7日JICA海外協力隊セミナー開催@茨城大学
2026.08.13
JICAは、JICA海外協力隊(以下、協力隊)の体験談や事業概要の紹介を通じて、国際協力や協力隊への理解を深めていただくことを目的として「JICA海外協力隊セミナー」を実施しています。
2026年7月7日(火)、茨城大学人文社会科学部で開催されている野田真里(のだ まさと)教授の「国際学調査法」の講義で本セミナーを実施し、約70名の学生の皆さんにご参加いただきました。
はじめに、「開発途上国とは何か」「なぜ日本が国際協力を行うのか」といったテーマについて、日本と世界とのつながりやJICA事業の紹介をしました。
続いては、協力隊体験談。茨城大学の卒業生で現在JICA職員の中山直樹さん(2014年度2次隊/ガーナ/青少年活動)が登壇し、ガーナの文化や人々、また、協力隊への参加を決意したきっかけ、そして活動内容をお話ししました。
ガーナの人々は人懐っこく、知らない人でも気軽に声を掛けてくれるそうです。スクリーンに、ニコニコ笑顔でばっちりポーズを決めているガーナの子どもたちを映し出され、お友達かな?と思いきや…
「こんなに笑顔だけど、この時初めて会いました。」という言葉に学生からも笑いが起こり、和やかな雰囲気に包まれました。
活動のお話では、現地の中学校でパソコンを用いて活動を行うことが想定されていましたが、「ある学校にはパソコンがある」「ある学校にはパソコンがあるが故障中」というように「資源の不均衡」という課題が見えてきたそうです。
しかし、そのような環境の中でも現地の方々は、パソコンの画面を黒板に書き写して授業を行うなど、限られた資源を工夫しながら教育活動に取り組んでいる様子が語られました。
こうした現状を把握するため、中山さんは活動の対象地域にある63校を訪問し、ICT環境に関する調査を実施しました。
しかし、調査は容易ではなく、「学校の住所がない!」ということで、村人に道を尋ねながら学校を探し、一校一校訪問していったそうです。
その調査結果を教育省へ報告し、各学校のICT環境の実態把握に繋げることで、教育環境改善への一助となる活動をされました。
最後に協力隊活動を通じて身についた力や経験が帰国後の就職活動やキャリア形成にどのように活かせるのかについても紹介があり、参加者は熱心に耳を傾けていました。
また、セミナー後は、開発途上国の現状や協力隊に関心をもった学生から質問を受ける姿が見られました。
本セミナーが、参加者の皆さんにとって国際協力や協力隊について考えるきっかけとなれば幸いです。
▼JICA海外協力隊セミナーについて(お申込みフォームは、以下URL参照)
JICA海外協力隊セミナー ~進路・キャリアの選択肢に~