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【インターンレポート②】多様な立場から国際協力を考える!2026年度「大学生・大学院生向け国際協力実務講座」

2026.09.10

JICA筑波にて行われた「大学生・大学院生向け国際協力実務講座」二日目の様子を、JICA筑波インターン・ティリがレポートします。

講座の二日目は、前日の学びを「Learn・Fun・Done」の3つの視点から振り返ることからスタート。この日は市民参加協力事業を中心に学びました。

JICA×市民の取り組み―身近なところから広がる国際協力

まずはJICA筑波・八星真里子職員から、国内拠点やJICA筑波の取り組みとして、草の根技術協力事業などを含む市民参加協力事業について話を聞きました。JICAは国内にも国際協力の拠点を持っていることや、NGO・自治体などと連携した活動について学びました。また、JICA海外協力隊の制度や隊員経験者を紹介され、国際協力を身近に感じる機会となりました。

JICA海外協力隊経験者の経験談―リアルな経験から学ぶ国際協力

続いて、セネガルでJICA海外協力隊として活動してきた、JICA筑波・宮川恵子職員から、実際の活動経験について話を聞きました。実体験に基づく話に参加者は熱心に耳を傾け、積極的に質問する姿が見られました。帰国後の進路や可能性を知り、JICA海外協力隊への参加に興味を持つ学生も多数おり、この日の講義終了後は、宮川職員を囲んだ自主的なインタビューも行われました。

NGOの現場から学ぶ―課題解決のアプローチとは?

国際農民参加型技術ネットワーク(IFPaT)は、JICAの技術協力プロジェクトや課題別研修、草の根技術協力事業等に多数取りくんできた茨城県のNGOです。同団体の和田彩矢子氏は、国際協力や課題解決のアプローチについて語りました。「何をしてあげるか」ではなく、「相手と一緒に何ができるか」を考えることの大切さを、具体的な事例を通して学びました。
続いて、「自分が幸せを感じる瞬間」をテーマに「幸せツール」を作るグループワークに挑戦。幸せな瞬間を感じるための目標を設定し、その目標を達成するために自分がどのような行動をすればよいか、グループで意見交換しながら具体的な行動をシートに落とし込みました。

JICA×民間企業の取り組み

 最後の講座では、茨城県つくば市に本社がある株式会社ビジョンテック・山本義春氏から、民間企業による国際協力の取り組みについて学びました。JICAの支援事業により、人工衛星や映像データを活用して農作物の生育状況を把握する技術を活用し、スリランカの農業課題の解決に取り組む同社の事例が紹介されました。参加者は、民間企業が持つ技術やアイデアも、途上国の課題解決に大きく貢献していることを学び、国際協力の新たな可能性に触れる機会となりました。

二日目を終えて

この日は、市民、NGO、民間企業など、さまざまな立場からの国際協力活動について学びました。参加者同士の交流も深まり、講義やグループワークでは活発な意見交換が行われました。国際協力について「知りたい」、「もっと考えたい」という参加者の熱意が感じられる一日となりました。私たちも、参加者それぞれの視点や豊かな発想から、多くの気づきと学びを得ることができました。

書き手:JICA筑波インターン ティリピェアウン(大阪大学 外国語学部外国語学科 日本語専攻)

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