JICA研修員が筑西市立新治小学校を訪問、各国の文化紹介を通じて児童と交流
2026年 9月11日
2026.09.29
青年研修「フードバリューチェーンサービス(作る」から「売る」までの食品の流れを学ぶ)」コースに参加するボツワナ、ガンビア、インド、カザフスタン、リベリア、モザンビーク、ザンビアの7か国から来日した15名の研修員が、筑西市立新治小学校5年生64名の児童の皆さんと交流を行いました。
◆児童たちの歓迎で交流スタート
1組に8名、2組に7名の研修員がそれぞれ教室へ入ると、児童たちは大きな拍手で温かく迎えてくれました。
まずはJICA研修員による自己紹介です。続いてグループごとに分かれ、出身国の紹介を行いました。
JICA研修員たちは
自国の国旗や代表的な料理の写真を用いて自己紹介を行い、それぞれの国の食文化や暮らしの特徴について説明しました。
児童たちは興味深そうに耳を傾けていました。
異なる文化や生活習慣について直接話を聞くことで、児童たちにとって世界への興味や理解を深める機会となりました。
自己紹介
自国紹介
◆お箸ゲームで広がる笑顔の輪
続いて、お箸ゲームが行われました。
児童たちは研修員にお箸の持ち方や使い方を丁寧に説明し、小さく切ったスポンジ片を使って練習を行いました。その後、制限時間内にどれだけ多くのスポンジ片をお皿に移すことができるかを競うゲームに挑戦しました。
事前にお箸の使い方を練習していた研修員もいたようで、器用にスポンジ片をつまむ姿に児童たちから「すごい!」「上手!」と歓声が上がりました。
教室は笑顔と拍手に包まれ、交流は一層盛り上がりました。
お箸ゲームの様子
◆日本の伝統的な遊びを通じた交流
お箸ゲームの後は、グループごとに日本の伝統的な遊びを体験しました。
児童たちは、けん玉、だるま落とし、折り紙、お手玉の遊び方を、ジェスチャーや実演を交えながら一生懸命説明してくれました。研修員たちも真剣な表情で耳を傾けていました。
実際に挑戦してみると、最初はなかなか思うようにできなかった研修員たちでしたが、児童たちのアドバイスを受けながら練習を重ねるうちに、少しずつ上達していきました。
特にけん玉では、大皿に玉を見事に乗せることに成功した研修員が、さらに難しい小皿にも挑戦する場面が見られました。
児童たちから応援の声が上がり、会場は大いに盛り上がりました。
けん玉の玉が乗ったり、だるま落としが成功したりするたびに歓声が上がり、児童と研修員がハイタッチをして喜び合う姿があちこちで見られました。
また、児童に教わりながら折った折り紙をうれしそうに眺め、大切そうに持ち帰る研修員の姿も見られました。言葉の壁を越え、お互いに教え合いながら交流を深める様子がとても印象的でした。
けん玉、だるま落としに挑戦する研修員①
けん玉、だるま落としに挑戦する研修員②
折り紙を教える児童たち①
折り紙を教える児童たち②
◆学校給食を通じて学ぶ日本の食育
伝統的な遊びを楽しんだ後は、児童たちと一緒に給食をいただきました。
この日の献立は、「味めぐり~ベトナム~」のバインミーと野菜たっぷりのフォーです。
研修員は、新治小学校を訪問する前に筑西市下館学校給食センターを訪れ、学校給食の調理や各学校への配送の様子を視察しました。
給食の時間になると研修員たちは、児童たちが協力しながら給食を配膳する様子を興味深く見学し、その説明にも熱心に聞き入っていました。
その後、給食センターで調理された給食を実際に児童たちと一緒に味わい、日本の学校給食を体験しました。
また、学校では研修員のためにスプーンとフォークをご用意いただいていましたが、「せっかく日本の学校に来たので、お箸を使って食べてみたい」と希望する研修員の姿も見られました。交流の時間に練習した成果を発揮しながらお箸で給食を楽しむ研修員の姿に、児童たちからは「上手!」という声も上がっていました。
昼食の時間には自然と会話も弾み、研修員と児童たちの距離はさらに縮まりました。
給食交流①
給食交流②
本日の給食
◆交流を通じて深まった相互理解
交流の最後には、クラスごとに研修員代表がお礼のあいさつを行いました。
研修員からは、「児童の皆さんがとても親切に教えてくれたこと」や、「日本の伝統文化や学校生活を体験できたこと」への感謝の言葉が述べられました。
その後の記念撮影では、すっかり仲良くなった児童たちが研修員にサインを求める場面も見られ、別れを惜しむ様子が印象的でした。
今回の交流は、児童たちにとって世界7か国の文化や暮らしについて学ぶ貴重な機会となると同時に、研修員にとっても日本の学校生活や食育、伝統文化への理解を深める大変有意義な時間となりました。
お箸ゲームや伝統遊び、学校給食などを通じて交流を重ねるなかで、児童たちと研修員は自然に打ち解け、互いの文化や価値観への理解を深めることができました。今回の交流が、児童たちにとって世界への関心を広げるきっかけとなり、研修員にとっても日本への理解を深める機会となることが期待されます。
記念撮影①
記念撮影②
温かく迎えてくださった筑西市立新治小学校の皆さま、誠にありがとうございました。