jica 独立行政法人 国際協力機構 jica 独立行政法人 国際協力機構

【JICAつくば地球ひろば訪問レポート】つくば自動車大学校の皆さん、ようこそ!
「モノはどこから来ているの?」から考える国際協力と世界の暮らし

2026.10.26

〇身近なモノから考える世界の資源と暮らし
つくば自動車大学校の生徒の皆さんがJICAつくば地球ひろばを訪問しました。農業機械の整備などについて学ぶ皆さんに、ワークショップや展示見学を通して、世界の国々の暮らしや、私たちの生活と世界とのつながりについて知っていただきました。
ワークショップでは、「モノはどこから来ているの?」をテーマに、普段使っている製品や食べ物の原材料が世界のどこから来ているのかを考えました。
例えば、10円玉に使われている銅はザンビア、電子機器などに使われるタンタルはルワンダをはじめとする国々とも関わりがあります。身近な製品の原材料が遠く離れた国々から来ていることに、生徒の皆さんは驚いていました。
また、原材料の産地を知るだけでなく、鉱物資源をめぐる対立や紛争など、資源を取り巻く世界の状況にも関心が広がりました。
食べ物についても、日本が世界のマグロ消費に占める割合の大きさに驚いたり、国名だけでなく、その国が世界のどの地域に位置しているのかまで考えていました。
一つの知識を得るだけでなく、「なぜこの国で生産されているのだろう?」「私たちの暮らしと、どのようにつながっているのだろう?」と問いを広げながら、世界の現状について考えました。

WSの様子

WSの様子

〇農具の比較から学ぶ地域ごとの技術と工夫
開発途上国で使われている農具の見学では、実際に道具を観察し、使い方について説明を聞きながら、現在の日本で使われている道具と比較しました。
農業機械の整備などを学んでいる皆さんにとって、普段の学習ともつながる展示だったのではないでしょうか。
農業の方法や使われる道具は、地域の気候や土地の条件、利用できる資源などによって異なります。普段学んでいる技術を別の地域の農業と結びつけて考えることで、世界の農業や、そこに暮らす人々の生活に目を向けていただけたようでした。

農具見学

農具見学

稲の見学

稲の見学

〇食べ物を通して知る世界の文化と農業
展示見学では、世界各国の食事を紹介する展示にも関心が集まりました。
皆さんは、展示されている食べ物の原材料に目を向け、国や地域によって主食が異なることに注目していました。
普段食べている料理も、原材料をたどってみると、世界各地の農業や自然環境、人々の暮らしとつながっています。食べ物を通して日本と海外の違いを知り、それぞれの地域で暮らす人々の日常に思いを馳せる姿が印象的でした。

昼食の様子

昼食の様子

〇学びを世界へ広げるきっかけに
今回の施設訪問では、身近なモノや普段の学びをきっかけに、世界とのつながりを発見する皆さんの姿が多く見られました。
原材料の産地を知ることから資源をめぐる問題へ。
農具を見比べることから地域ごとの農業や技術の違いへ。
そして、食べ物の原材料を考えることから世界各地の食文化へ・・・
一つの発見が、新たな疑問や関心につながっていきました。
世界について「知る」だけでなく、「なぜだろう」「自分たちの生活や学びと、どう関係しているのだろう」と考えることも、国際理解の大切な一歩です。

今回の訪問が、つくば自動車大学校の皆さんにとって、日々学んでいる技術と世界の暮らしとのつながりに気づき、さらに視野を広げるきっかけとなっていれば嬉しく思います。
つくば自動車大学校の皆さん、JICAつくば地球ひろばにお越しいただき、ありがとうございました!

民族衣装体験

民族衣装体験

\SNSでシェア!/

  • X (Twitter)
  • linkedIn
一覧ページへ