南スーダン共和国における洪水被害に対する国際緊急援助 -供与物資の引渡し-

2022.12.14

南スーダン共和国における洪水被害に対して、国際協力機構(JICA)が供与した緊急援助物資が、同国に引き渡されました。

南スーダン共和国に対し供与する緊急援助物資は、12月13日に首都ジュバへ到着しました。同日11時(現地時間)よりジュバ国際空港にて、南スーダン側から救済復興委員会(RRC)の マナセ・ロモロ・ワヤ委員長、外務国際協力省アドミー・アグイ人道支援局長代理が、日本側から堤尚宏駐南スーダン大使、相良冬木JICA南スーダン事務所長らが出席し、同物資の引渡式を実施しました。

引渡式では、マナセ委員長より、日本の迅速な支援に対する深い感謝の意が示されるとともに、到着した物資は早速、甚大な被害を受けた4州の被災地に配送する旨が述べられました。これに対し、堤大使より今回の支援が人間の安全保障の実現へ寄与することを希望する旨、相良所長から援助物資は多くの災害を経験した日本の人々による南スーダンへの連帯の証である旨の発言がありました。

南スーダンでは過去4年にわたり洪水が発生していますが、今回は過去最大規模の被害であり、11月下旬にキール大統領があらためて国際社会に対し支援要請を表明した直後の支援物資到着となりました。

なお、今回供与した援助物資は、同国政府により被災者に届けられます。

以上

【画像】

ジュバ空港に到着した支援物資と堤大使、相良所長(左から)

【画像】

引渡し署名(左からアドミ—局長代理、マナセ委員長)


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