シリア・アラブ共和国における地震被害に対する国際緊急援助－供与物資の引渡し－
2023.02.16
シリア・アラブ共和国で発生した地震被害に対し、国際協力機構（JICA）が供与した緊急援助物資が現地時間2月15日、首都ダマスカスに到着しました。
今回の地震は、トルコ国境と接する同国の北西部を襲いました。国連機関によれば、シリア・アラブ共和国では、この地震による死者1,414人、被災者400万人、そして200万人が現在も深刻な状況下におかれています。複雑な地域情勢の中、支援から取り残された人々がいると報じられています。（2/15 OCHA Situation Report）
緊急援助物資は、シリア赤新月社（SARC）を通じて被災者に届けられます。2月15日15時半、同社倉庫において、ハレッド・ハブバティ総裁、在シリア日本国大使館三宅浩史臨時代理大使とJICAシリア事務所職員の出席のもと、引き渡しが行われました。
以 上
日本からの18トンの緊急援助物資が15日、ダマスカス空港に到着
左から: 在シリア日本国大使館三宅浩史臨時代理大使、SARCハレッド・ハブバティ総裁、JICAシリア事務所マラハ・モラッド現地職員
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