マラウイ共和国におけるサイクロン被害に対する国際緊急援助-供与物資の引渡し-
2023.03.25
マラウイ共和国(以下「マラウイ」とする)で発生したサイクロン被害に対して、国際協力機構(JICA)が供与した緊急援助物資が、同国に引き渡されました。
マラウイに対し供与する緊急援助物資は、3月24日に首都リロングウェへ到着しました。翌25日9時(現地時間)よりカムズ国際空港にて、マラウイ側から財務・経済省ソステン・アルフレッド・グウェングウェ大臣が、日本側から大矢洋一駐マラウイ日本国大使、丹原一広マラウイ事務所長らが出席し、同物資の引渡式を実施しました。
引渡式では、グウェングウェ大臣より、日本の迅速な支援に対する深い感謝の意が示されるとともに、到着した物資のうち、特にテントは被災者受け入れのため閉鎖している学校再開のために、学校に避難している方々を対象として配布をする旨が述べられました。これに対し、大矢大使より日本はマラウイに寄り添い続けること、そして今回のサイクロン被害から一日でも早く復興することを望む旨の発言がありました。
なお、今回供与した援助物資は、同国政府により被災者に届けられます。
以 上
空港での引渡式の様子(右からグウェングウェ大臣、大矢大使、丹原所長)
式典にて冒頭あいさつを行うグウェングウェ大臣
緊急援助物資前の集合写真(右から大矢大使、グウェングウェ大臣、丹原所長)
被災地に向かうトラックに搭載される緊急援助物資
式典参加者での集合写真
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