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モザンビーク共和国におけるサイクロン・フレディ被害に対する国際緊急援助-供与物資の引渡し-

2023.04.15

 モザンビーク共和国(以下「モザンビーク」とする)で発生したサイクロン・フレディ被害に対して、国際協力機構(JICA)が供与した緊急援助物資が、同国に引き渡されました。

 モザンビークに対し供与する緊急援助物資は、首都マプトへ順次到着しました。4月13日10時(現地時間)より国家防災対策院(INGD)にて、モザンビーク側からLuísa Celma Meque INGD総裁が、日本側から木村 元 駐モザンビーク 大使、松本 仁 前JICA モザンビーク事務所長らが出席し、同物資の引渡式を実施しました。

 引渡式では、INGD総裁より、日本の迅速な支援に対する深い感謝の意が示されるとともに、到着した物資を甚大な被害を受けた被災地に速やかに配送する旨が述べられました。これに対し、木村大使及び松本前JICAモザンビーク事務所長から、自然災害リスク管理に関する日本の長年の経験を、今後もモザンビークへ共有していきたい旨発言がありました。

 例年自然災害による深刻な被害を受けている同国に対し、JICAは、「マプト首都圏強靭化にむけた包括的水害対策マスタープラン策定プロジェクト」を2023年より開始し、洪水リスク評価、構造物・非構造物対策の検討、洪水対策マスタープランの策定支援を行う予定です。

 なお、今回供与した援助物資は、同国政府により被災者に届けられます。

以 上

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浄水器を手渡す木村駐モザンビーク大使

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INGD・在モザンビーク日本大使館・
JICAモザンビーク事務所集合写真

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供与した緊急支援物資

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