北岡理事長が国際金融公社ル・ウェルー長官と会談

2019.08.29

北岡伸一JICA理事長は、8月26日、国際金融公社(International Finance Corporation: IFC)のフィリップ・ル・ウェルー長官とJICA本部で会談しました。ル・ウェルー長官は、世界銀行グループを代表し第7回アフリカ開発会議(TICAD7)への出席のため来日されていたものです。

はじめに、北岡理事長はIFCが策定した「インパクト投資の運用原則」に署名しました。
続けて、民間企業に対する投資にあたり、経済的な利益だけでなく、社会・環境に対する正の影響も促進すべきであるとの「インパクト投資の運用原則」の基本的考え方は、海外投融資事業に従前より包含されており、JICAは運用原則のさらなる改善についても積極的な貢献が可能であると述べました。ル・ウェルー長官も社会的な責任を重視する日本企業の考えに共感しており、JICAとも協力して日本企業との連携を図りたいと応じました。両者はその後、途上国への民間資金動員を活性化させるための連携可能性について、アフリカの可能性と課題に触れながら、意見交換を行いました。

ル・ウェルー長官(左)と北岡理事長

JICAは、引き続きIFCとともに、「インパクト投資の運用原則」に則った民間セクターに対する支援を通じて、SDGsの達成に積極的に貢献していきます。


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