北岡理事長がジョージアのトゥルナバ経済・持続的発展大臣と会談(オンライン)

2021.11.26

北岡伸一JICA理事長は、11月12日、外務省によるオンライン閣僚級招聘プログラムの一環として、ジョージアのナテラ・トゥルナヴァ経済・持続的発展大臣とオンラインで会談しました。

両者は、今年発効した日・ジョージア投資協定に触れ、両国間の投資・経済交流の推進や、これまでの協力実績、今後の展望について意見を交わしました。

トゥルナバ大臣(左)と北岡理事長

北岡理事長は、ジョージアを訪問した際に景色や文化に触れ感動したことを振り返り、自立と繁栄を目指す同国の努力に敬意を表しました。日本からジョージアへの投資拡大をはじめ、両国間の協力を深化すべく双方向の対話が進むことを期待していると伝えました。さらに、日本の近代化の経験は、失敗も含めて開発の視点から極めて有用であり、「JICA開発大学院連携」および「JICAチェア」を通じて途上国のリーダーや行政官に学んでもらいたいと紹介しました。また、JICAのビジョン「信頼で世界をつなぐ」に触れつつ、二国間の信頼関係と経済協力関係を人と人の繋がりを通じてさらに強化していきたいと述べました。

トゥルナヴァ大臣は日本の協力に謝意を表し、日本からの積極的な投資や観光分野への協力への期待を示しました。

JICAは、今後も引き続きジョージアのインフラ整備、人材育成を柱とした多面的な協力の展開を通じ、同国の経済成長や社会開発に貢献していきます。

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