北岡理事長が世界銀行グループのマルパス総裁と会談(オンライン)

2021.12.20

北岡伸一JICA理事長は、12月15日、世界銀行グループのデイビッド・マルパス総裁とオンラインで会談しました。北岡理事長とマルパス総裁は、世界銀行グループとJICAが2014年から毎年実施してきた年次協議(ディープ・ダイブ(Deep Dive)) において、具体的な連携成果・方向性と、気候変動等重要なテーマについて戦略を共有することができたことを評価しつつ、両機関の緊密な協力関係をさらに強化していくことを確認しました。

北岡理事長(左)とマルパス総裁(提供:世界銀行)

両者はさらにアフガニスタンやミャンマー、スーダンの情勢について意見交換し、これらの国を含む紛争国・脆弱国への人道支援の重要性、パンデミック後の格差の拡大や多くの国で民主主義体制のゆらぎがみられる危機感を共有し、経済社会開発における開発協力機関の役割等を確認しました。また、各国が喫緊の課題として取り組んでいる気候変動対策への協力に関し、開発と気候変動対策の両面に貢献する質の高いインフラ投資の重要性に同意しました。

JICAは今後も世界銀行グループと連携し、開発途上国の発展に貢献していきます。

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