田中理事長が国際農業開発基金(IFAD)のラリオ総裁と会談

2022.11.25

田中明彦JICA理事長は、11月17日、国際農業開発基金(IFAD)のアルバロ・ラリオ総裁とJICA本部で会談しました。

冒頭、田中理事長はラリオ総裁に総裁就任とIFAD日本連絡事務所の開所への祝意を伝えました。また、昨今の気候変動や食料危機、肥料価格の高騰が開発途上国の小規模農家に与える影響を懸念しており、アフリカにおける食料安全保障の強化のためにIFADとの協力をさらに拡大していきたいと述べました。

田中理事長(左)とラリオ総裁

これに対し、ラリオ総裁から、JICAとはこれまでも複数のプロジェクトで協力し、良いパートナーシップを築いており、今後も農業、栄養、食料安全保障など幅広い分野での連携を推進したいとの発言がありました。

両者は、JICA・IFAD間の連携協定の更新や、JICAも推進する国際的なイニシアティブ「アフリカ稲作振興のための共同体(Coalition for African Rice Development: CARD)」を通じた連携強化、地産食材を用いた学校給食(Home-Grown School Feeding: HGSF)における協力の可能性について、意見交換を行いました。

\SNSでシェア!/

  • X (Twitter)
  • linkedIn
一覧ページへ