宮崎副理事長がガーナのマハマ大統領と会談
2025.06.10
宮崎桂JICA副理事長は、6月3日、訪問中のガーナ共和国の首都アクラで、同国のジョン・ドラマニ・マハマ大統領と会談しました。
冒頭、宮崎副理事長は、在ガーナ日本大使館勤務経験を持つ同氏の大統領就任に祝意を表し、今年は8月にTICAD9が横浜で開催されるほか、大阪・関西万博が開催されている特別な年であり、大統領をはじめとするガーナ政府高官の日本訪問を期待していると述べました。
これに対し、マハマ大統領から、日本の長年にわたるゆるぎない協力に対する感謝の言葉と、JICA海外協力隊に対する深い思いが語られました。
両者は、2027年がJICA海外協力隊派遣50周年、外交樹立70周年、野口英世のガーナ渡航100周年の記念すべき年になることを見据え、両国の連携を一層深めていくことを確認しました。
さらに、同日に「人材育成奨学計画(JDS)」を対象とする無償資金協力の贈与契約(Grant Agreement:G/A)を締結したことを受け、同計画によるガーナの若手行政官の日本での学位取得支援を通じ、専門知識のみならず、日本の社会・文化にも精通した人材が輩出され、活躍することへの期待が述べられました。
マハマ大統領(右)と宮崎副理事長(左)
(写真提供:ガーナ大統領府)
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