田中理事長がモザンビークのレヴィ首相と会談
2025.06.23
田中明彦JICA理事長は、6月18日、モザンビーク共和国のマリア・ベンヴィンダ・デルフィナ・レヴィ首相とJICA本部で会談を行いました。
冒頭、田中理事長は、モザンビークはナカラ回廊を通じてアフリカとインド・太平洋、さらに日本を結び「自由で開かれたインド太平洋(FOIP)」実現のために重要な役割を果たしているとし、JICAが支援したナカラ港への期待を述べました。
これに対し、レヴィ首相は、これまでのJICAの教育、職業訓練、農業、保健等の分野への協力に謝意を表しました。また、大阪万博のモザンビークナショナルデー(6月16日)に開催されたビジネスフォーラムに多くの日本の関係者が参加したとし、8月のTICAD9の機も捉えて日本との関係を更に強化したいと述べました。
さらに田中理事長から、モザンビーク北部の州知事の愛媛訪問、JICAが派遣した累計384名の海外協力隊、ABEイニシアティブによる合計150名ものモザンビークからの留学生などの人と人の交流が二国を結ぶ懸け橋になるとの発言があり、レビィ首相も賛同しました。
レヴィ首相(右)と田中理事長(左)
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