田中理事長が大阪・関西万博ジンバブエナショナルデーに参加、ムナンガグワ大統領と会談
2025.07.23
田中明彦JICA理事長は、7月16日、 大阪・関西万博で開催されたジンバブエ共和国のナショナルデーに参加し、エマソン・ムナンガグワ大統領と会談しました。
ナショナルデーイベントでは大統領からの祝辞の後、ジンバブエの伝統舞踊が披露されました。会場には多くの来場者がいて、ジンバブエに触れる機会となりました。
面談で田中理事長は、ジンバブエにおける稲作振興へのJICAの取り組みを紹介し、同国の更なる発展を見据えた協力を考えていきたいと述べました。
これに対し、ムナンガグワ大統領から同国におけるJICAの協力に対する感謝の言葉が述べられました。
さらに両者は、産業開発や農業分野等幅広いテーマについて意見交換を行いました。
ムナンガグワ大統領(右)と田中理事長(左)
また、同国の稲作普及に貢献した大分県杵築市出身の坪井達史元稲作上級技術アドバイザー(通称Mr. ネリカ)も面談に同席し、同国における稲作普及の成果について大統領に説明しました。また、坪井氏がきっかけで同国との交流が始まろうとしている大分県杵築市の永松悟市長も同席し、今後の交流に向けた抱負を大統領に語りました。大統領からは、同国における稲作振興への感謝と杵築市との今後の交流への期待が述べられました。
(右から)坪井氏、ムナンガグワ大統領、永松市長、田中理事長
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