JICA-ASEAN知の共創・連結性イニシアティブを発表 :ともに成長する真のパートナーシップを築く

2023.12.18

国際協力機構(JICA)は、日ASEAN特別首脳会議を機に12月18日、「JICA-ASEAN知の共創・連結性イニシアティブ」を発表しました。これまでの半世紀以上にわたるASEAN諸国との事業と理念を継承しつつ、互いに成長し・学びあう真のパートナーシップ構築とさらなる日本とASEANとの信頼醸成を目指した人材育成事業を行います。

2023年は日本と東南アジア諸国連合(ASEAN)にとって友好協力50周年の節目の年です。日本とASEANの関係は、1973年に日本の合成ゴム輸出をめぐる摩擦を閣僚級会合での対話を通じて解決したことに始まります。以来、日本とASEANは50年にわたり緊密な協力関係を築いてきました。

日本政府は本年9月に日ASEAN包括的連結性イニシアティブを発表し、ハード面での協力に加え、技術協力によるソフト面での協力の推進、多層的な連結性の強化を打ち出しました。また12月17日の日ASEAN特別首脳会議では、日ASEAN友好協力共同ビジョン・ステートメント及びそれを具体的に実施する行動計画を採択しました。ビジョン・ステートメントでは、ASEANと信頼のパートナーとなるべく、3つの柱からなるパートナーシップ:①世代を超えた心と心のパートナー、②未来の経済・社会を共創するパートナー、③平和と安定のためのパートナー を掲げています。

「JICA-ASEAN知の共創・連結性イニシアティブ(JAKCCI)」の具体的な内容は以下のとおりです。

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