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パナマ共和国向け円借款貸付契約の調印:日本の技術を活用したモノレール整備によりパナマ首都圏の交通渋滞緩和およびQOL向上に貢献

#9 産業と技術革新の基盤を作ろう
SDGs
#11 住み続けられるまちづくりを
SDGs
#13 気候変動に具体的な対策を
SDGs

2025.02.07

国際協力機構(JICA)は、2月6日、パナマ共和国の首都圏西部地域にて、同国政府との間で、「パナマ首都圏都市交通3号線整備事業(第三期)」を対象として、円借款貸付契約(Loan Agreement: L/A)に調印しました。事業概要は以下の通りです。

署名式の様子

案件概要

パナマ首都圏都市交通3号線整備事業(第三期)
Panama Metropolitan Area Urban Transportation Line-3 Development Project(Ⅲ)

・国名(対象地域)
パナマ共和国(パナマ首都圏西部地域)

・事業目的
本事業は、パナマ首都圏西部地域と中心部をつなぐ都市交通3号線を、十分に安全かつ信頼性のある都市交通システムとしての商業運行実績を有する質の高いモノレールの車輌及びシステムの導入を通じて整備することにより、都市の交通機能の改善及び二酸化炭素排出削減を図り、もって当国の持続可能な経済成長に寄与するもの。

・事業内容
ア)都市交通3号線に係るモノレールシステム調達
イ)都市交通3号線に係るトンネル(アルブルック~パナマパシフィコ間の一部約5 km)及び高架(パナマパシフィコ~シウダ・デル・フトゥーロ間約20 km)・駅舎等の整備に係る土木・建築工事及びモノレールシステムに含まない資機材調達
ウ)コンサルティング・サービス(トンネル部分)基本設計レビュー、詳細設計レビュー、実施監理等

・借款金額(上限)
1,594億9,600万円

・金利
本体:TORF -100bp コンサルティング・サービス0.01%

・償還期間
20年(うち据置6年)

・調達条件
一般アンタイド

・実施機関
メトロ公社

・SDGs達成への貢献
ゴール 9(産業と技術革新の基礎をつくろう)
ゴール 11(住み続けられるまちづくりを)
ゴール 13(気候変動に具体的な対策を)

・今後の事業実施スケジュール(予定)
事業の完成予定時期:2028年12月(商業運転開始時を以て事業完成)

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