インドネシア共和国保健省と覚書を締結-増加する非感染性疾患への対策強化のための専門医・医療人材の育成をコストシェアで連携・協力-
2024.08.01
独立行政法人国際協力機構(JICA)は、8月1日、インドネシア共和国保健省と連携・協力に係る覚書を締結しました。署名は、東京のJICA本部にて、インドネシア共和国保健省(MOH)のアリアンティ・アナヤ保健人材総局審議官兼総局長とJICA亀井温子人間開発部部長との間で行われました。
今回の覚書は、インドネシアにおいて増加する非感染性疾患への対策強化のため、インドネシア保健省とJICAのコストシェアと協力のもと、非感染性疾患の医療に携わる専門医・医療人材の育成を目的とするもので、同国における良質で高度な医療の提供の実現を図るものです。
これまでJICAは長年にわたり、インドネシアの母子保健や感染症等の課題解決に向けた保健協力を実施してきましたが、近年、インドネシアでは脳卒中やがんなどの非感染性疾患に対する医療サービスの需要が高まっています。今回の覚書に基づき、これまでの連携関係をさらに深めながら、各疾患領域の高度の専門性を備える人材の育成と非感染性疾患の対策強化を一層推進していきます。
【覚書における連携内容】
心血管疾患、脳卒中、がん、腎泌尿器疾患など非感染性疾患の各領域における専門医・医療人材の育成
署名式の様子
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