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国連安全保安局(UNDSS)と協力覚書を締結-安全にかかる情報交換と有事の際の円滑な協働を促進-

#17 パートナーシップで目標を達成しよう
SDGs

2024.11.06

独立行政法人国際協力機構(JICA)は、11月6日、国際連合安全保安局(United Nations Department of Safety and Security、以下「UNDSS」)との間で協力覚書(Memorandum of Cooperation)を締結しました。署名は、東京のJICA本部にて、国連のジル・ミショー事務次長(UNDSS長官)と宮崎桂JICA副理事長との間で行われました。

署名式の様子

署名式の様子

今回の覚書は、治安情勢や安全管理方針等にかかる情報交換の他、有事の際の円滑な協働に向け、両組織間の連携強化を目的とするものです。

JICAは、関係者が巻き込まれた2016年のダッカでのテロ事件を契機に安全管理体制を抜本的に強化してきました。この過程で、UNDSSの安全管理体制にかかる知見を活用し、現在は両組織の在外拠点間で日常的な情報交換を行っています。また、2023年4月のスーダン有事の際には、連携して退避オペレーションを行いました。

連携内容の概要は以下の通りです。
・両組織の安全管理方針やガイドラインに関する情報の共有
・治安情勢にかかる情報およびその評価・分析結果の共有
・両組織の本部および現場レベルでの定期的な交流の促進および有事における円滑な協働
・両組織が実施する安全管理にかかるトレーニングへの参加

JICAでは、今回の本部間での覚書締結を通じて、情報交換や平時・有事の協働など、UNDSSとの協力体制を一層強化して参ります。

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