ラオス向け無償資金協力贈与契約の締結:9県の県教員研修センターの整備を通して、教育の質向上を支援
#4 質の高い教育をみんなに

2025.02.26
国際協力機構(JICA)は、2月25日、ラオス国の首都ビエンチャン市にて、同国政府との間で、「県教員研修センター整備計画」を対象として、無償資金協力の贈与契約(Grant Agreement: G/A)を締結しました。
署名式の様子
事業概要は以下の通りです。
案件概要
・国名(対象地域)
ラオス人民民主共和国(ポンサリー県、ウドムサイ県、ボケオ県、フアパン県、サイニャブリー県、ボリカムサイ県、カムワン県、セコン県、アッタプー県)
・事業目的
県教員研修センター(9か所)の施設及び研修用機材の整備を行うことにより、教員養成校を軸とするラオス全土における現職教員研修の実施体制の強化を図り、もって同国の基礎教育の質の向上に寄与するもの。
・事業内容
ア)施設、機材等の内容:【施設】県教員研修センター(9か所)の施設整備(主に、研修講義室(大研修室(60人収容)、小研修室(30人収容))、多目的室等)、総延床面積約5,060m2
【機材】現職教員研修に必要な実習機材(主に、プロジェクター9式、音響システム9式、オンライン会議ツール9式等)
イ)コンサルティング・サービスの内容:詳細設計、入札関連業務支援、施工・調達監理。
・供与限度額
12億7,000万円
・実施予定期間
53ヵ月(詳細設計・入札期間含む)施設供用開始時をもって事業完成とする。
・実施機関
教育・スポーツ省
・SDGs達成への貢献
ゴール4(質の高い教育をみんなに )
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