アルメニア向け無償資金協力贈与契約の締結:UNICEFとの連携により避難民に対する心理的ケアの推進に貢献
#3 すべての人に健康と福祉を

#10 人や国の不平等をなくそう

#16 平和と公正をすべての人に

2025.02.28
国際協力機構(JICA)は、2月27日、アルメニア共和国の首都エレバン市にて、国連児童基金(UNICEF)との間で、「ナゴルノ・カラバフ避難民及びホストコミュニティに対する精神保健及び心理社会的支援計画(UNICEF連携)」を対象として、無償資金協力の贈与契約(Grant Agreement: G/A)を締結しました。
署名式の様子
事業概要は以下の通りです。
案件概要
・国名(対象地域)
アルメニア共和国(全土)
・事業目的
本事業は、ナゴルノ・カラバフからの避難民及びホストコミュニティの子どもに対して、心理面のケアに関する施設・機材整備、心理面のケアの提供者に対する能力強化、及び啓発活動などをUNICEFと協働して行うことで、子どもが抱える心的ストレスを軽減し平穏な日常生活への復帰を図り、社会的弱者の人間の安全保障の推進に寄与するもの。
・事業内容
ア)精神保健・心理社会的支援活動のための機材提供、設備整備等
イ)ソフト・コンポーネント(キャパシティビルディング、フレームワークやガイドラインの策定支援等)
・供与限度額
5億円
・実施予定期間
12ヵ月
事業完了時をもって事業完成とする。
・実施機関
国際連合児童基金(UNICEF)
・SDGs達成への貢献
ゴール3(すべての人に健康と福祉を)
ゴール4(質の高い教育をみんなに)
ゴール5(ジェンダー平等を実現しよう)
ゴール10(人や国の不平等をなくそう)
ゴール16(平和と公正をすべての人に)
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