タンザニア向け無償資金協力贈与契約の締結:病院の医療機材整備を通して、母子保健サービス強化を支援
#3 すべての人に健康と福祉を

2025.03.17
国際協力機構(JICA)は、3月14日、タンザニア連合共和国のダルエスサラームにて、同国政府との間で、「母子保健サービス強化のための医療機材整備計画」を対象として、無償資金協力の贈与契約(Grant Agreement: G/A)を締結しました。
署名式の様子
案件概要
・国名
(対象地域)
タンザニア連合共和国
本土6州(アルーシャ州、ドドマ州、キゴマ州、ルヴマ州、ムワンザ州、プワニ州)とザンジバルのウングジャ島
・事業目的
本事業は、タンザニア本土の6つの地域中核病院及びザンジバル・ウングジャ島の1つの地域病院、計7病院に対して母子保健に関する医療機材を整備することにより、州レベルでの診断・検査・治療体制の強化を図り、もって母子保健サービスの改善に寄与するもの。
・事業内容
ア)施設、機材等の内容
【機材】移動式超音波診断装置、麻酔器、持続陽圧呼吸療法用装置、分娩台、移動式デジタルX線撮影装置、高圧蒸気滅菌器、保育器、等
イ)コンサルティング・サービス/ソフトコンポーネントの内容:詳細設計、入札補助、調達監理、機材の適切な運用及び維持管理のための技術指導。
・供与限度額
15億2700万円
・実施予定期間
61ヵ月
機材供用開始時をもって事業完成とする。
・実施機関
保健省
・
SDGs
達成への貢献
ゴール3(すべての人に健康と福祉を)
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