リベリア向け無償資金協力贈与契約の締結：首都モンロビア市の道路整備を支援
#9 産業と技術革新の基盤を作ろう
2025.03.18
国際協力機構（JICA）は、3月12日、リベリア共和国の首都モンロビア市にて、同国政府との間で、「ジャパン・フリーウェイ延伸計画」を対象として、無償資金協力の贈与契約（Grant Agreement: G/A）を締結しました （なお、本案件の詳細設計のため、2024年3月に、4,300万円を限度とする無償資金協力の贈与契約を締結済です）。
事業概要は以下の通りです。
案件概要
ジャパン・フリーウェイ延伸計画
The Project for the Extension of Japan Freeway
・国名 （対象地域）
リベリア共和国モンセラード州モンロビア市
・事業目的
本事業はジャパン・フリーウェイ西端とガブリエル・タッカー橋北端までの区間において、既存4車線（片側2車線）を改修することにより、対象区間の円滑かつ安全な道路交通の確保を図り、もってモンロビア首都圏及びリベリア国内の人流・物流の活性化に寄与するもの。
・事業内容
1. 施設、機材等の内容：既存4車線（片側2車線）の嵩上（冠水改善策）・既設舗装の撤去及び舗装工事（ジャパン・フリーウェイ西端の交差点より北側150m地点～ガブリエル・タッカー橋区間：2.15km）、排水施設を含む道路付帯施設一式（パイプカルバート暗渠、集水桝）
2. コンサルティングサービス／ソフトコンポーネントの内容：詳細設計、入札補助、施工監理、ソフトコンポーネントによる技術指導（本事業区間の維持管理方法、関連排水施設の清掃）
・供与限度額
27億2,500万円
・実施予定期間
52ヵ月（詳細設計・入札期間含む）
・実施機関
公共事業省
・SDGs達成への貢献
ゴール9（産業と技術革新の基盤をつくろう）
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