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フィジー共和国向け無償資金協力贈与契約の締結:太平洋島嶼地域 の気象分野における中核拠点としての施設・機材の整備を支援

#11 住み続けられるまちづくりを
SDGs
#13 気候変動に具体的な対策を
SDGs

2025.03.28

国際協力機構(JICA)は、3月27日、フィジー共和国の首都スバ市にて、同国政府との間で、「太平洋諸島における気象業務向上及び災害リスク軽減のための地域拠点整備計画」を対象として、無償資金協力の贈与契約(Grant Agreement: G/A)を締結しました。


署名式の様子

事業概要は以下の通りです。

案件概要

太平洋諸島における気象業務向上及び災害リスク軽減のための地域拠点整備計画
The Project for the Development of Regional Centres for the Improvement of Meteorological Services and Disaster Risk Reduction in the Pacific Islands

・国名 (対象地域)
フィジー共和国(ナンディ町/大洋州地域)

・事業目的
本事業は、フィジー気象局の敷地内において、太平洋島嶼地域の気象分野における中核拠点としての研修センター、測器センター及び防災啓発展示施設を整備することにより、同地域の気象分野における人材育成及び気象データの品質管理の強化を通じて気象関連業務サービスの向上及び早期警戒態勢の強化を図り、もって同地域における防災・気候変動対策の強化に寄与するもの。

・事業内容
1)施設、機材等の内容:
【施設】地域拠点施設本体(鉄筋コンクリート造地上2階建1棟、総延床面積:約1,700m2)、付帯施設/設備(車椅子用アプローチ)
【機材】研修教育機材(スクリーン、プロジェクター、パソコン等)、気象測器校正機材、気象データ管理機材(データストレージ等)、防災啓発展示用機材等。
2)コンサルティング・サービス/ソフトコンポーネントの内容:
詳細設計、調達・施工監理/ソフトコンポーネントはなし。

・供与限度額
17億3,900万円

・実施予定期間
38ヵ月(詳細設計・入札期間含む)

・実施機関
公共事業気象サービス運輸省フィジー気象局

SDGs 達成への貢献
ゴール11(住み続けられるまちづくりを)
ゴール13(気候変動に具体的な対策を)

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