パプアニューギニア向け無償資金協力贈与契約の締結:国立水産大学に対する臨海教育施設及び訓練船の整備を通じて、水産業の安全性と効率性の向上に貢献
#14 海の豊かさを守ろう

2025.06.20
2025.06.20
国際協力機構(JICA)は、6月20日、パプアニューギニア独立国の首都ポートモレスビーにて、同国政府との間で、「国立水産大学の施設及び訓練機材整備計画」を対象として、無償資金協力の贈与契約(Grant Agreement: G/A)を締結しました。
署名式の様子
事業概要は以下の通りです。
・国名
(対象地域)
パプアニューギニア独立国(ニューアイルランド州ケビエン市)
・事業目的
本事業は、国立水産大学において、臨海教育施設及び訓練船を含む関連機材を整備することにより、水産訓練の安全水準と効率性の向上を図り、もってパプアニューギニアにおける水産業振興に寄与するもの。
・事業内容
ア)施設、機材等の内容
【施設】訓練船等の係留用の桟橋、護岸、漁具製作及び海上安全のための作業施設の新設
【機材】訓練船(全長32.5m、鋼製、定員30名)、訓練機材
イ)コンサルティング・サービス/ソフトコンポーネントの内容
コンサルティング・サービス:詳細設計、入札補助、施工・調達監理
ソフトコンポーネント:なし
・供与限度額
32億5,500万円
・実施予定期間
計35か月(詳細設計・入札期間含む)
・実施機関
国家水産公社
・
SDGs
達成への貢献
ゴール14(海の豊かさを守ろう)
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