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パラグアイ「中小企業支援事業」に対する融資契約の調印(海外投融資):同国初の海外投融資~中小企業及び農業セクターの金融包摂を通じた経済成長・雇用拡大に貢献

#1 貧困をなくそう
SDGs
#9 産業と技術革新の基盤を作ろう
SDGs
#17 パートナーシップで目標を達成しよう
SDGs

2025.10.06

国際協力機構(JICA)は、9月22日、パラグアイ共和国の民間銀行であるSudameris Bank S.A.E.C.A. (以下「Sudameris」)との間で融資契約に調印し、2025年9月23日にオランダ王国のロッテルダム市で調印式典を開催しました。式典には、両組織を代表してSudamerisのSebastien Lahaie監査役と、JICA民間連携事業部の安井 毅裕部長ほかが出席しました。

調印セレモニーの様子

なお、本事業はオランダ開発金融公社(FMO)、フランス経済協力振興投資公社(Proparco)、カナダ開発融資機関(FinDev Canada)及び民間商業銀行との協調融資となります。

・融資先
Sudameris

・国名(対象地域)
パラグアイ共和国

・融資額(上限)/出資額
1億米ドル

・案件名
中小企業支援事業

・事業目的
本事業はパラグアイにおいて地場銀行であるSudamerisに対し比較的長期の融資を行うことにより、同国の中小企業(以下「SMEs」)の金融アクセス改善を図り、もって同国の経済成長及び雇用拡大に寄与するもの。

・事業概要
協調融資行の資金使途を含む本事業の融資は、Sudamerisを通じパラグアイ全土のSMEs、農業SMEs、女性が経営するSMEs、グリーンローンに向けた融資として転貸される。JICA融資はSMEs向け融資に充当され、かつ30%は農業SMEs向けに活用される。

SDGs への貢献
ゴール1(貧困をなくそう)
ゴール9(産業と技術革新の基盤をつくろう)
ゴール17(パートナーシップで目標を達成しよう)

・その他
・パラグアイで初となる海外投融資案件。
・本事業は2023年5月に設置した「食料安全保障対応ファシリティ(SAFE)」に位置づけられる。

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