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JICAが出資する信託基金“TADAC”を通じた支援 (海外投融資):アルゼンチン「中小事業者支援事業」に対する融資実行について

#8 働きがいも経済成長も
SDGs
#9 産業と技術革新の基盤を作ろう
SDGs
#17 パートナーシップで目標を達成しよう
SDGs

2025.10.09

国際協力機構(JICA)が出資する「中南米・カリブ地域 民間セクター開発信託基金(通称TADAC)」(注)を活用し、米州投資公社(IDB Invest)は、アルゼンチン共和国の中小企業(以下「SME」)向け金融サービスの提供に強みを持つ銀行BANCO SUPERVIELLE S.A.との間で融資契約に調印し、9月15日に融資を実行いたしました。

本事業では、IDB InvestとTADACで計10,000万米ドルの融資を行い、加えて民間資金を約7,900万米ドル動員します。

(注)JICAは、中南米・カリブ地域最大の開発金融機関である米州開発銀行(IDB)に設置され、IDBグループの中で民間投融資を担うIDB Investによって運用される信託基金(Trust Fund Achieving Development of Latin America and the Caribbean、通称TADAC) に最大15億米ドルを出資しています。TADACは、IDB InvestがSDGs達成に向けた民間企業の取り組みに対して行う融資にあわせて協調融資を行います。JICAは海外投融資を活用してTADACへの出資を行い、中南米・カリブ地域のSDGs達成に必要な資金ギャップの縮減を図り、同地域における持続的な社会経済の発展に貢献するものです。

TADACを通したSupervielle向けの融資で支援されるアルゼンチンの中小事業者(SME)

案件概要

・融資先
BANCO SUPERVIELLE S.A.(Supervielle)

・国名(対象地域)
アルゼンチン共和国

・融資額(上限)
5,000万米ドル

・案件名
中小事業者支援事業

・事業目的
本事業は、Supervielleへの長期融資を通じて、アルゼンチンのSME向けの金融サービス提供を拡大させることで、SMEの金融アクセス改善を図り、金融包摂の取り組みを強化するもの。

・事業概要
本事業の融資は、Supervielleからアルゼンチンの中小企業に転貸される。

・SDGsへの貢献
ゴール8(働きがいも経済成長も)
ゴール9(産業と技術革新の基礎をつくろう)
ゴール 17(パートナーシップで目標を達成しよう)

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