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ホンジュラス・エルサルバドル・コスタリカ「中米地域食料アクセス改善・雇用促進事業」に対する融資契約の調印(海外投融資):中米地域の食料アクセス改善と雇用促進に貢献

#1 貧困をなくそう
SDGs
#8 働きがいも経済成長も
SDGs
#17 パートナーシップで目標を達成しよう
SDGs

2025.11.25

国際協力機構(JICA)は、グアテマラを本拠とする中米の食料企業CMI Alimentos Global S.L.(以下、「CMI」という。)及びそのグループ会社との間で、2024年12月26日に融資契約に調印し、この度、2025年11月20日に記念式典を開催、21日に融資を実行しました。

本年は、中米5か国と日本の外交関係樹立90周年の節目に当たる「2025年日・中米交流年」であり、本事業の実施により、中米諸国と日本の関係強化にも貢献することが期待されます。なお、本事業は米州投資公社(IDB-Invest)、仏経済協力振興投資会社(Proparco)との協調融資で、JICA及び協調融資行の融資は、ホンジュラス・エルサルバドル・コスタリカにおける食品工場等の設備の増強や環境性能向上等に充てられます。

式典の様子

・融資先
CMI Alimentos Global S.L. 他8社

・国名(対象地域)
ホンジュラス共和国・エルサルバドル共和国・コスタリカ共和国

・融資/出資額
5,000万米ドル

・案件名
中米地域食料アクセス改善・雇用促進事業

・事業目的
本事業は、 CMIグループへの長期融資を通じ、ホンジュラス、エルサルバドル、 コスタリカにおける加工食品・飼料製造工場の設備増強や低炭素化、食肉加工部門の商品多様化や廃棄物管理効率化、小規模飲食店の店舗網拡大等を支援することで、持続可能な食料増産とサプライチェーンの拡充を図り、もって各国の食料アクセスの改善と雇用の創出・維持に貢献するもの。

・事業概要
JICAの融資資金は、融資先において生産設備・販売網の増強や生産効率・環境性能の向上に向けた設備投資、及び事業拡大に伴う運転資金に充当される。

SDGs への貢献
ゴール1(貧困をなくそう)
ゴール2(飢餓をゼロに)
ゴール8(働きがいも経済成長も)
ゴール17(パートナーシップで目標を達成しよう)

・その他
本事業は2023年5月に創設された、「食料安全保障対応ファシリティ(SAFE)」に位置づけられる。

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