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ラオス向け無償資金協力贈与契約の締結: 南部地域の中核病院整備を通して、地域医療システムの強化を支援

#3 すべての人に健康と福祉を
SDGs

2026.01.09

国際協力機構(JICA)は、1月9日、ラオス人民民主共和国の首都ビエンチャン市にて、同国政府との間で、「南部地域における中核病院整備計画」を対象として、無償資金協力の贈与契約(Grant Agreement: G/A)を締結しました。当日の署名は、ラオス財務省国際財務協力局のヴォンカムヘン・ヴォンタチャック局長と、JICAラオス事務所の小林美弥子所長の間で取り交わされました。

署名式の様子

本事業はラオス南部地域の中核病院であるチャンパサック県病院において、中央診療棟(救急、手術、ICU等)の建設および医療機材の整備を行うものです。同国では首都と地方の医療格差が課題となっており、本事業により同病院の診療・治療体制を強化することで、南部4県の地域医療システムの改善を図り、同国のユニバーサル・ヘルス・カバレッジ(UHC)達成およびSDGs目標3「すべての人に健康と福祉を」への貢献に寄与します。また、本事業を通じて、日本とラオスの長年にわたる友好協力関係の更なる強化に貢献することが期待されます。

事業概要は以下の通りです。

南部地域における中核病院整備計画
The Project for the Improvement of the Referral Hospital in the Southern Region

・国名 (対象地域)
ラオス人民民主共和国(チャンパサック県)

・事業目的
本事業は、ラオス南部4県(チャンパサック県、アタプー県、サラワン県及びセコン県)の中核病院としての役割を担うチャンパサック県病院において、重篤な患者に対する効果的かつ効率的な医療サービス提供に必要な医療施設及び機材の整備を行うことにより、同病院の診断・治療体制の強化及び下位医療施設との連携の円滑化を図り、もって同4県の地域医療システムの強化を通じた同国における保健医療サービス強化に寄与するもの。

・事業内容
ア)施設、機材等の内容
【施設】中央診療棟、機械室棟の新設
【機材】手術台、超音波診断装置、腹腔鏡セット、高圧蒸気滅菌装置、プラズマ滅菌装置等

イ)コンサルティング・サービス/ソフトコンポーネントの内容
詳細設計、入札補助、調達監理等。
ソフトコンポーネントとしては、5S-カイゼン手法を用いた医療機材等の物品整理を強化するための指導、特定機材を対象とする臨床応用と効果的運用のための指導、院内感染症及び術後感染対策の指導を計画。

・供与限度額
28億6,500万円

・実施予定期間
48ヵ月(36ヵ月で施設完工予定、詳細設計・入札期間及び機材引き渡し後、1年間の保証期間を含む)

・実施機関
保健省

SDGs 達成への貢献
ゴール3(すべての人に健康と福祉を)

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