モンゴル向け地球規模課題対応国際科学技術協力(SATREPS)討議議事録の署名:砂漠化や草地劣化の防止に資するデータを提供するプラットフォームを開発し、生態系回復に貢献
2026.01.08
国際協力機構(JICA)は、1月8日、モンゴル国の首都ウランバートル市にて、同国政府との間で、地球規模課題対応国際科学技術協力(SATREPS)「気候変動と人間活動に対する草原とゴビ砂漠のエコシステムレジリエンスのための統合モデリングとデジタルネットワークプラットフォームの開発」の実施枠組みに合意し、討議議事録(Record of Discussions: R/D)に署名しました。当日の署名は、経済開発省のバトボルド・ムンフトゥル科学技術政策・企画局長、モンゴル科学院のソドノムサンブー・デンベレル総裁、JICAモンゴル事務所の吉村徳二次長の3者の間で取り交わされました。
調印式の様子
本事業は、山口大学とモンゴル科学院 数学デジタル技術研究所の共同研究プロジェクトです。砂漠化が進むモンゴルの草原を対象に、衛星データと現地観測データの統合によるセンシング技術の開発と、情報プラットフォームの開発による情報基盤の整備を行い、さらに草地を中心とした生態系をモニタリングするために人間活動や気候変動に対する生態系のレジリエンスを評価する手法や仕組みの開発を目指します。
事業概要は以下の通りです。
・国名(対象地域)
モンゴル国(モンゴル南東部の草原およびゴビ砂漠)
・事業目的
本事業は、モンゴル国において、草原生態系に関するデータとデータプラットフォーム及びその利用手法の開発を行うことにより、気候変動適応戦略や砂漠化及び草地・水資源劣化の防止に資するデータや情報を提供するデータプラットフォームの整備を図り、もって同国の草地健全性及び生態系回復に寄与するもの。
・実施予定期間
60カ月
・実施機関
相手国実施機関:モンゴル科学院数学デジタル技術研究所(IMDT/MAS)
日本側実施機関:山口大学
・SDGsへの貢献
ゴール13(気候変動に具体的な対策を)
ゴール15(陸の豊かさも守ろう)
scroll