パキスタン向け無償資金協力贈与契約の締結:小児保健医療施設の整備を通して、診断・治療体制強化を支援
2026.01.14
国際協力機構(JICA)は、1月13日、パキスタン・イスラム共和国の首都イスラマバード市にて、同国政府との間で、「南パンジャブ地域における小児保健医療施設整備計画」を対象として、無償資金協力の贈与契約(Grant Agreement: G/A)を締結しました。当日の署名は、パキスタン・イスラム共和国経済省のミラン・モヒユッディン・スームロ上級局長(日本担当)と、JICAパキスタン事務所の宮田尚亮所長の間で取り交わされました。
署名式の様子
本事業は、これまで日本が長年支援してきた母子保健分野における母子継続ケアへのアクセス改善に向けて、災害拠点病院としても機能する新生児・小児医療拠点を整備することで、我が国の技術の国際展開にも貢献します。
事業概要は以下の通りです。
・国名
(対象地域)
パキスタン・イスラム共和国(パキスタン)
(パンジャブ州ムルタン県)
・事業目的
本事業は、パンジャブ州ムルタン県のムルタン小児病院において、ハイリスク新生児・小児に対する診断・治療に必要な施設及び医療機材の整備を行うことにより、同病院における診断・治療体制の強化及び災害拠点病院としての機能向上を図り、もって南パンジャブ地域及び近隣州における小児保健医療サービス全体の質の向上に寄与するもの。
・事業内容
ア)施設、機材等の内容
【施設】新生児集中治療室、小児集中治療室、手術室、画像診断室、中央滅菌材料室、救急部門、高度治療室
【機材】X線CT装置、据付型(一般)X線撮影装置、移動式X線撮影装置、開放式保育器、腹腔鏡システム等
イ)コンサルティング・サービス/ソフトコンポーネントの内容
詳細設計、入札補助、施工・調達監理等
・供与限度額
29億1,000万円
・実施予定期間
72ヵ月(36ヵ月で事業完成予定、詳細設計・入札期間及び施設完工・機材引き渡し後、1年間のメーカー保証、及び2年間の医療機材保守契約を含む)
・実施機関
パンジャブ州保健局
・
SDGs
達成への貢献
ゴール3(すべての人に健康と福祉を)
ゴール5(ジェンダー平等を実現しよう)
ゴール13(気候変動に具体的な対策を)
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