エジプト・アラブ共和国向け無償資金協力贈与契約の締結:潜水作業支援船の整備を通して、スエズ運河の維持管理や座礁事故等への対応強化を支援
2026.01.15
国際協力機構(JICA)は、12月28日、エジプト・アラブ共和国の首都カイロ市にて、同国政府との間で、「潜水作業支援船建造計画」を対象として、無償資金協力の贈与契約(Grant Agreement: G/A)を締結しました。当日の署名は、エジプト・アラブ共和国スエズ運河庁のAhmed Gad Abdo Elbarbary局長と、JICAエジプト事務所の山本篤次長の間で取り交わされました。
署名式の様子
本事業は減圧室等を搭載した潜水作業支援船を整備することにより、スエズ運河の持続的・安定的な運営に寄与するものです。国際物流の要衝であるスエズ運河の安全性向上を通じて、日本企業の輸送コスト削減やサプライチェーンの安定化に資することが期待されます。
事業概要は以下の通りです。
・国名
(対象地域)
エジプト・アラブ共和国(ポートサイド県、イスマイリア県、スエズ県(スエズ運河))
・事業目的
本事業はスエズ運河庁に対し、減圧室等を搭載した潜水作業支援船を整備することにより、スエズ運河拡張計画に必要な調査や維持管理業務の効率化及び座礁事故への対応強化を図り、もってスエズ運河の持続的かつ安定的な運営に寄与するもの。
・事業内容
ア)機材等の内容
潜水作業支援船1隻、スペアパーツ等
イ)コンサルティング・サービスの内容
詳細設計、入札補助、調達監理等
・供与限度額
34億7,800万円
・実施予定期間
38か月(詳細設計・入札期間を含む)
・実施機関
スエズ運河庁
・
SDGs
達成への貢献
ゴール9(産業と技術革新の基礎をつくろう )
ゴール13(気候変動に具体的な対策を)
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