マレーシア向け技術協力プロジェクト討議議事録の署名:持続可能なアブラヤシ農園管理及び循環型経済確立のためのバイオマス利用強化に貢献
2026.02.06
国際協力機構(JICA)は、1月27日、マレーシア国のセランゴール市にて、マレーシア国立バイオテクノロジー研究所(NIBM)との間で、技術協力プロジェクト「持続可能なアブラヤシ農園管理及び循環型経済確立のためのバイオマス利用強化プロジェクト」に関する討議議事録(Record of Discussions: R/D)に署名しました。署名は、NIBMの最高経営責任者ラハ・アブドゥル・ラヒム教授と、JICAマレーシア事務所の菅原美奈子所長の間で取り交わされました。
本事業は、我が国が有するバイオテクノロジーおよび環境分野の知見を活かしつつ、マレーシアにおけるアブラヤシバイオマス利用の高度化と循環型バイオエコノミーの推進を支援するものであり、本事業で開発された技術を民間企業と共に社会実装を通した技術実証へとつなげることで、我が国バイオテクノロジー産業の市場拡大および海外展開に貢献します。
事業概要は以下の通りです。
・国名(対象地域)
マレーシア国(セランゴール市)
・事業目的
本事業は、マレーシアにおいて、地球規模課題対応国際科学技術協力 (SATREPS) プロジェクト「オイルパーム農園の持続的土地利用と再生を目指したオイルパーム古木への高付加価値化技術の開発」 の研究成果を普及させるとともに、新たなアブラヤシバイオマス利用の研究開発を行うもの。本事業で開発された技術を民間企業と共に社会実装を通した技術実証を行い、その成果をマレーシア政府及びパームオイル産業に提言することで、循環型バイオエコノミーの実現に向けた、アブラヤシバイオマス資源を活用したバイオテクノロジー手法の開発と普及を図る。これらを通じて、アブラヤシ農園の持続可能な経営管理に資するバイオマス資源利用の強化に寄与することが期待される。
・実施予定期間
36カ月
・実施機関
アグロバイオテクノロジー研究所(ABI)- マレーシア国立農業バイオテクノロジー研究所 (NIBM)
・SDGsへの貢献
ゴール13(気候変動に具体的な対策を )
ゴール15(陸の豊かさも守ろう)
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