マダガスカル向け無償資金協力贈与契約の締結:東部基幹都市の変電所の改修及び配電線の整備を通して、社会経済・生活基盤強化を支援
そしてクリーンに
2026.03.17
国際協力機構(JICA)は、3月4日、マダガスカル共和国の首都アンタナナリボ市にて、同国政府との間で、「トアマシナ市における電力アクセス改善計画」を対象として、無償資金協力の贈与契約(Grant Agreement: G/A)を締結しました。当日の署名は、マダガスカル共和国のラミアリソン・ヘリンザトゥブ・エメ経済・財務大臣と、JICAマダガスカル事務所の小田原康介所長の間で取り交わされました。
署名式の様子
本事業は、マダガスカルの主要国際物流拠点であるトアマシナ市において、老朽化した電力インフラの更新を通じ、停電の大幅削減と将来的な電力需要増への対応を図るものです。本事業により実現する電力供給の安定化が首都アンタナナリボと国内最大の国際港トアマシナ港を結ぶ物資流通の円滑化を下支えし、さらに同電力インフラの強化が都市の気候災害に対する強靭性向上に寄与します。また本事業は、インド洋を結節点としたアフリカ経済圏の発展を後押しし、更には日本との経済的な好循環を目指す「インド洋・アフリカ経済圏イニシアティブ」にも資する取り組みです。さらに、日本政府が推進するインド太平洋地域における持続的で安定した経済連結性の強化にも寄与するものです。
事業概要は以下の通りです。
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国名
(対象地域)
マダガスカル共和国(トアマシナ都市圏)
・事業目的
本事業は、トアマシナ都市圏において、老朽化により稼働に支障が生じている2か所の変電所の更新及び接続する配電線の整備を通じ、安定的な電力供給の実現及び将来的な需要増加への対応を図り、もって同地域の経済社会発展に寄与するもの。
・事業内容
ア)施設、機材等の内容:
【施設】開閉所及び変電所の建屋の新築
【機材】開閉所及び変電所への設備・機器の供給と設置
イ)コンサルティング・サービスの内容:詳細設計、入札補助、施工・調達監理等。
・供与限度額
25億3,600万円
・実施予定期間
25ヵ月(詳細設計・入札期間含む)
・実施機関
水・電力公社
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SDGs
達成への貢献
ゴール7(エネルギーをみんなに そしてクリーンに )
ゴール11(住み続けられるまちづくりを )