インドネシア向け技術協力プロジェクト討議議事録の署名:日ASEAN・AI共創イニシアティブの下、課題解決型AI人材の育成を推進
2026.06.22
国際協力機構(JICA)は、2026年6月22日、インドネシア共和国の首都ジャカルタ市において、同国通信デジタル省との間で、技術協力プロジェクト「次世代AI人材創造プロジェクト」に関する実施枠組みに合意し、討議議事録(Record of Discussions: R/D)に署名しました。
当日の署名は、インドネシア通信デジタル省人材育成庁のボニファシウス・ワヒュ・プディアント(Bonifasius Wahyu Pudjianto)長官と、JICAインドネシア事務所の竹田幸子所長の間で取り交わされました。
署名式の様子
本事業は、インドネシアにおけるAI人材育成プログラム「AI Talent Factory(AITF)」の制度化および拡充を支援することにより、AI人材育成に関する持続可能かつ拡張性のある国家的枠組みの強化を図るものです。
インドネシア政府は、DX推進を重要政策として掲げており、AIの社会実装を担う実践的人材の育成が重要課題となっています。
対象地域はジャカルタを中心としつつ、インドネシア国内の大学との連携を通じた全国展開を図り、AI人材育成エコシステムの構築を目指します。
日本は、広島AIプロセスや日ASEAN・AI共創イニシアティブを通じ、安全・安心で信頼できるAIの普及に向けた国際協調を推進しています。本事業では、インドネシアと日本の大学の知見を相互に活かしたAITFのプログラム設計支援が期待されています。また、ASEAN最大のデジタル経済市場であるインドネシアにおいて、AI人材の育成と産業連携を支援することは、同国に進出する日本企業のビジネス環境の向上にも資するとともに、両国間の人材交流・技術協力を通じた相互発展にもつながるものです。
事業概要は以下の通りです。
・国名(対象地域)
インドネシア共和国(ジャカルタを中心に全国展開)
・事業目的
本事業は、インドネシアにおいて、AITFの制度的基盤の整備を行うことにより、同プログラムの持続的かつ効果的な運営に向けた実施体制の確立を図り、もってAI人材輩出の拡大に寄与するもの。
・実施予定期間
24か月
・実施機関
インドネシア通信デジタル省 人材育成庁
・SDGsへの貢献
ゴール4(質の高い教育をみんなに)
ゴール8(働きがいも経済成長も)
ゴール9(産業と技術革新の基盤をつくろう)