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カンボジア向け円借款貸付契約の調印:シハヌークビル港の新コンテナターミナル整備を通じ、カンボジアの物流環境の改善に貢献

#8 働きがいも経済成長も
SDGs
#9 産業と技術革新の基盤を作ろう
SDGs
#13 気候変動に具体的な対策を
SDGs

2026.08.12

国際協力機構(JICA)は、8月11日、カンボジア王国の首都プノンペンにて、同国政府との間で、「シハヌークビル港新コンテナターミナル整備事業(第二期)」を対象として、円借款貸付契約(Loan Agreement: L/A)に調印しました。 当日の署名は、カンボジア王国経済財政省ロス・セイラバ長官と JICAカンボジア事務所の讃井一将所長との間で取り交わされました。

署名式の様子

本事業は、カンボジア唯一の大水深港であり、カンボジアの経済を支える重要な物流拠点であるシハヌークビル港において、新コンテナターミナルを整備し、貨物取扱能力を向上させます。堅調な経済成長を背景に、同港が扱うコンテナ貨物取扱量は今後も増加が見込まれており、急増する貨物取扱需要に対応するものです。同港は太平洋とインド洋を結ぶ結節点かつ南部経済回廊の要衝に位置付けられており、カンボジアのみならずASEAN全体の物流の中継基地となることが期待されています。現地に進出する日系企業も同港を利用しており、カンボジア国内およびASEAN地域の投資環境改善にも貢献します。

事業概要は以下の通りです。

シハヌークビル港新コンテナターミナル整備事業(第二期)
Sihanoukville Port New Container Terminal Development Project (II)

・国名 (対象地域)
カンボジア王国(プレアシハヌーク州)

・事業目的
カンボジア唯一の大水深港であるシハヌークビル港において、新コンテナターミナル整備を通じて本港の貨物取扱能力を向上させることにより、物流機能の強化を図り、もってカンボジアにおける貿易促進及び経済社会発展に寄与する。

・事業内容
1. 土木工事(コンテナターミナルの整備、航路・泊地の浚渫、税関検査用地造成等)
2. 荷役機械等の調達(ガントリークレーン、RTGクレーン等)
3. コンサルティング・サービス(詳細設計・施工監理に係る技術移転等)

・借款金額(上限)
177億7,600万円

・金利
本体:TORF+45bp
コンサルティング・サービス:1.10%

・償還期間
30年(うち据置10年)

・調達条件
一般アンタイド

・実施機関
シハヌークビル港湾公社

SDGs 達成への貢献
ゴール 8(働きがいも経済成長も)
ゴール 9(産業と技術革新の基礎をつくろう)
ゴール13(気候変動に具体的な対策を)

・今後の事業実施 スケジュール (予定)
1. 事業の完成予定時期:2027年6月(施設供与時をもって事業完成)
2. コンサルティング・サービス(詳細設計等)に係る招請状送付予定時期:雇用済
3. 本体工事にかかる国際競争入札による最初のパッケージの入札公示:契約済

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