インドネシア向け技術協力プロジェクト討議議事録の署名:持続可能な都市交通の実現に向けた公共交通システム及び交通結節点の計画・調整能力強化への貢献
2026.09.02
国際協力機構(JICA)は、8月26日、インドネシアの首都ジャカルタ市にて、同国政府との間で、技術協力プロジェクト「ジャカルタ周辺自治体公共交通改善プロジェクト」に関する実施枠組みに合意し、討議議事録(Record of Discussions: R/D)に署名しました。当日の署名は、インドネシア運輸省統合交通・マルチモーダル総局のムハンマド・リサル・ワサル総局長と、JICAインドネシア事務所の竹田幸子所長の間で取り交わされました。
署名式の様子
本事業は、人口増加や都市圏の拡大に伴い、深刻な交通混雑が課題となっているジャカルタ首都圏において、運輸省統合交通・マルチモーダル総局及び関係機関を対象に、公共交通システムや交通結節点の計画・調整能力並びに資金調達スキームの策定能力の強化を支援するものです。具体的には、パイロット地域におけるフィーダー交通計画や交通結節点整備計画の策定、関係機関間の調整メカニズムの構築、実施手法やビジネスモデルに関するハンドブックの作成を行います。これにより、MRT(都市高速鉄道)を含む公共交通ネットワークの連結性向上と利用促進を図り、ジャカルタ首都圏における交通混雑の緩和と持続可能な都市交通の実現に貢献します。さらに、地域の連結性向上を通じてインドネシアの持続可能な発展を後押しするとともに、日・インドネシア関係の強化及び地域の安定にも資することが期待されます。
事業概要は以下の通りです。
・国名(対象地域)
インドネシア共和国(インドネシア)
・事業目的
ジャカルタ首都圏において公共交通システムや交通結節点の計画・調整能力、および資金調達スキームの策定能力を強化させることにより、運輸省統合交通・マルチモーダル総局の旅客交通連結性の向上を図り、もって公共交通輸送へのモーダルシフトを促進する交通の連結性向上に寄与するもの。
・実施予定期間
計36カ月
・実施機関
運輸省統合交通・マルチモーダル総局
・SDGsへの貢献
ゴール9(産業と技術革新の基礎をつくろう)
ゴール11(住み続けられるまちづくりを)
ゴール13(気候変動に具体的な対策を)