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JICAが出資する信託基金“LEAP2”を通じた支援(海外投融資):ナウル共和国における航空接続性の維持・強化に向けた融資

#9 産業と技術革新の基盤を作ろう
SDGs
#11 住み続けられるまちづくりを
SDGs

2026.10.09

9月30日、JICAが出資する『アジアインフラパートナーシップ信託基金2 (“Leading Asia’s Private Infrastructure Fund 2”: LEAP 2)』を活用し、アジア開発銀行(ADB)がナウル航空公社(Naoero Airlines Corporation。以下、「NAC」)との間で総額1,500万米ドルの融資契約に調印しました。このうち、500万米ドルはLEAP2を通じて供与されます。

LEAP2とは、アジア及び大洋州地域のADB投融資対象国において、民間セクターが実施する質の高いインフラ案件を対象として出融資を行うことを目的に、JICAがADBに出資する最大15億米ドルの信託基金です。LEAP2から資金提供されるプロジェクトには、二酸化炭素排出の削減、エネルギー効率の向上、手頃な価格でアクセス可能な医療、教育、通信サービスの提供等が含まれます。

本融資は、NACが運航する老朽化した機材を更新するための資金に充当されます。NACはナウル共和国(以下、「ナウル」)唯一の航空会社として豪州、フィジー、ミクロネシア等との航空路線を運航し、旅客輸送に加えて食料・医療物資の輸送や医療搬送を担っています。人口約1.3万人の小島嶼国であるナウルは輸入への依存度が高く、航空輸送は国民生活や経済活動を支える重要なインフラとなっています。また、ナウルをはじめとする太平洋島嶼国地域は、我が国が長年にわたり開発協力を進めてきた重要なパートナーであり、その持続可能な発展や地域の連結性強化は我が国の対太平洋島嶼国協力の重要な柱の一つです。本事業は、ナウル及び周辺島嶼国の人や物資の移動を支える航空ネットワークの維持・強化を通じて、地域の経済・社会の強靱性化及び自由で開かれたインド太平洋の実現に貢献するものです。

本事業により、老朽機の更新を通じて燃費効率の向上、整備費用の削減及び運航信頼性の向上が期待されます。加えて、食料・医薬品等の安定的な輸送や医療搬送体制の維持・強化を通じて、ナウル国民の生活基盤の強靱化に貢献します。これにより、NACの持続的な運航体制の強化や航空サービスの安定化を通じて、ナウルと周辺地域との連結性の向上や経済・社会のレジリエンス強化に寄与することが見込まれます。

・SDGsへの貢献
ゴール9(産業と技術革新の基盤をつくろう)
ゴール11(住み続けられるまちづくりを)

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